掉尾の一振

掉尾の一振とは、年末の12月20日過ぎから大納会に向けて、株価が跳ね上がること。掉尾の一振という現象が起きる原因として、税金対策のために含み損を抱えた株を決済するための売り圧力が一段落した後、売り圧力が弱まること、機関投資家によるドレッシング買い、ご祝儀相場への期待感などがあげられる。

http://m-words.jp/w/%E6%8E%89%E5%B0%BE%E3%81%AE%E4%B8%80%E6%8C%AF.html

らしいです。

相場格言ですが、本当に上昇しているのかちょっと調べてみると。

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上記は戦後証券取引所再開から去年まで(1949-2014)の12月の各日の前日比上昇率の平均値です。
たしかに12月20日以降はずっとプラスですね。
特に25日以降の上昇が大きいようです。

それでは試しに上昇率の大きい25日の前営業日終値と、大納会の終値を比較するとどのくらい上昇しているのでしょうか?

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バブル崩壊以降では21勝4敗
実に84%の確率で上昇しています。
言葉通り上昇している様子がわかります。

もし今年上昇しなければ、昨年に続き連敗となりますが、連敗はバブル崩壊後初めての事になります。
バブル崩壊前では86・87年の連敗が最後です。
そこから2年間の最後の上昇となります。

来週は少しは上昇するのか?
先週までの値動きから見ると難しそうですね。
もう28日ですので、上昇しても値幅はとれそうにありません。

来年相場に期待ですね。

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