◆前日終値
日経15621、米ドル102.9、長期金利0.530、原油100
騰落レシオ102、25日平均乖離+1.98
◆寄り前動向
ダウ-1.88%、外資系-430大幅売り越し
◆イベントリスク
<上昇リスク>
アベノミクス-数年に一度
<下降リスク>
FOMC出口戦略-数ヶ月~数年
新興国通貨危機-数週間~数年?
イラク情勢-数週間~数ヶ月
消費増税駆込需要の反動-数ヶ月
◆現況
下落
次の目標15500
◆歳時記
ホタル鑑賞
暑中見舞い(7/7-8/7)
お中元(7/15)
原爆記念日(8/6、8/9)
8/7 立秋
お盆(8/13-8/16)
8/15 終戦記念日
昨日のNYダウは3日大幅続落。
日本時間にニュースが出たアルゼンチン国債の一部デフォルト報道を受けて欧州市場が下落。
シカゴPMIが予想を大きく下回ったこともあり、NYダウも大幅な下落となりました。
2%近い下落となり、下げ幅は300ドルを超えました。
しかし債券はそれほど動かず、為替もユーロは下落となりましたが、ドルはそれほど変わらず現在102円後半で推移しています。
昨日の日経平均は反落。
米GDPが予想を上回り、為替が大きく上昇したことからギャップアップのスタート。
寄付き早々には15750円を超え、1/14に空けた窓を埋めました。
しかしながらその後は下落に転じ、アルゼンチンのデフォルト報道から右肩下がりの展開となり、前日比マイナスの15600円前半で取引を終えました。
アルゼンチンのデフォルト報道により世界中のマーケットが一気にリスクオフに傾きました。
しかしながらこれ自体は特に大きなニュースではありません。
アルゼンチンのデフォルトについては年初の新興国通貨危機以降の一連の流れの延長であり、デフォルト懸念も以前から予想されていたことです。
実態は企業利益水準から割高に買われすぎていた日米株が調整のきっかけを探していたところにあり、DAXは既に6月から下落基調が鮮明になっていたところにあわせた動きになったものと思われます。
アルゼンチンのデフォルトはギミックであり、それ自体世界経済に影響を及ぼすものではありませんが、年初に経験したように大きな相場変動になる場合もあります。
為替は動いていませんが、今晩の雇用統計待ちという面もあり、時間差で大きく動き出す可能性もあります。
現在の日経平均先物15500円前後となっており、大きなギャップダウンのスタートとなりそうですが、中途半端に買い向かわないほうがいいかもしれません。