先週の日経平均は反騰。
月曜の日本株は前週末にウクライナ情勢緊迫で米株が下落したことを受けて大きくギャップダウンのスタート。一時14200円台前半まで売られました。
しかしそれが結局先週の安値となり、4/30の日銀金融政策決定会合やFOMCを控えていたことから反発。
日米金融政策が事前予想通りの結果となり、週末にかけては戻し歩調となりました。
何度か14500円をうかがう場面もありましたが到達できず、結局14400円半ばで週の取引を終えました。
ゴールデンウイークで取引が細る中、小幅なもみ合いに終始した一週間でした。
先週のNYダウは反落。
前週末にウクライナ情勢の緊迫から下落したものの、FOMCを控えていたことから週初月曜日は反発となりました。
水曜日のFOMCで事前予想通りの量的金融緩和縮小が決まると穏やかに上昇。NYダウは4ヶ月ぶりに史上最高値を更新しました。
週末にかけてはわずかながら最高値を更新し続け、金曜日の雇用統計が大幅改善となったことから16620ドルの高値をつけましたが、その後は材料出尽くしで反落となり、16500ドル付近で取引を終えました。
先週の指標と来週のスケジュール
来週はそれほど大きな指標はありません。
雇用統計を通過し、米企業決算も終盤に差し掛かっていることから、材料難の手がけにくい週となりそうです。
日本株市場は来週と再来週に決算ピークを迎えます。
序盤はまちまちでしたがこの2週間で大勢が判明し、流れが決まってくると思われます。
週明け5日の海外市場は、中国のPMI悪化やウクライナ情勢を受けて欧州市場は下落で始まりましたが、米ISM非製造業景況指数の強い数字を受けてV字の回復となりました。
高値圏で出てきたV字ですのであまりいい兆候ではありません。
現在の欧州市場は小幅下落となっています。
連休明けの日本市場は3営業日しかありませんが、多数の企業決算が予定されており、SQも控えていることから少し動きがあるかもしれません。
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