先週の日経平均は続伸。

前週の上昇傾向を維持し、月曜日は堅調なスタート。中国のPMIが予想通り悪く、発表直後は売られたものの逆に切り返し14800円を維持しました。

火曜日はもみ合いで水準維持。下向きの25日線を上回って値を保ちました。

水曜は米指標の堅調からさらに上値を拡大する展開となり、窓を開けたまま15000円台に突入。引けにかけて売られましたが、木曜日には再び15000円に乗せて維持しました。

金曜日は雇用統計を控えて手控えで反落となり、連騰記録は7日で途絶えましたが、狭いレンジで15000円を保ったまま週の取引を終えました。


先週のNYダウは3週続伸。

重要指標が連日で発表される一週間でした。

経済指標は微妙に事前予想に届かないものが多かったものの概ね堅調で、指標の好調を背景に株価は週末にかけて上昇。木曜日には3ヶ月ぶりにNYダウが史上最高値を更新し、16600ドルにのせました。

金曜日の雇用統計も同様に予想に届かなかったものの好調でしたが、そこで材料出尽くしとなり、米株は久しぶりに大きく売られました。

先週末からは続伸ですが、週内では上髭の長い陰線となり、16400ドル台で取引を終えました。



先週の指標と来週のスケジュール

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来週はそれほど大きな指標はありません。

7-8日には日銀の金融政策決定会合があり、これが来週最大の焦点となります。

追加緩和発表の可能性は低いものの、黒田バズーカから1年が経ち、日銀が景気見通しや今後の金融政策にどのような言及をするかが注目されます。

また11日にはG20が開催されます。


週末に大きな下落となった米株の影響を受けて、週初の日本株は下落のスタートとなりそうです。

日銀金融政策決定会合の後の変化で今後の方向が決まって来るかもしれません。


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