先週の日経平均は3週続落。
月曜は任天堂が弱い決算から株価が下落。一時18%を超える急落となったことから軟調な地合いとなりましたが、任天堂株が急速に切り返したためショック安とはならず、火曜・水曜と切り返す展開となりました。
しかし米決算がまちまちの状況であることからそれほど大きくは戻らず、木曜前場に週の高値をつけますが中国のPMIの大幅悪化を受けて下落に転じ、16000円を奪回することはできませんでした。
中国のPMI悪化は新興国通貨安に飛び火し、アルゼンチンペソが一時15%を超える暴落となったことから、翌金曜日の日本株市場も大きく下落。15300円を割り込む場面もありましたが終盤に少し切り返し、15300円台で週の取引を終えました。
先週のNYダウは反落。
週初の月曜は祝日で休場。
連休明けはまちまちの決算により下落のスタート。水曜日も同様に方向感の無い値動きとなりました。
木曜日はアルゼンチンショックにより株価は急落。金曜日もまったく下げ止まらず15900ドルを割り込んで引けました。
先週の指標と来週のスケジュール
来週は米企業決算が山場を迎えます。
主な企業決算は以下の通り。
27日 アップル、キャタピラー
28日 ヤフー、ファイザー、AT&T
29日 クアルコム、フェイスブック、ボーイング
30日 グーグル、アマゾン、スリーエム、VISA
31日 マスターカード、シェブロン
また、28-29日はバーナンキ議長による最後のFOMCがあります。
先週来注目を集めている中国の指標もたくさん出ます。
また、日本企業の決算も来週から本格化します。
http://www.nikkei.com/markets/kigyo/money-schedule/kessan.aspx
新興国通貨の混乱を受けてFOMCがどのような判断を示すのか。
再来週から春節休暇に入る中国の指標はどのようになっているのか。
新興国通貨は下げ止まるのか。
日米企業決算は?
等々、来週は判断すべき情報量が非常に多い一週間となります。
アルゼンチンショックについては読み物を書きたいのですが、多忙のため時間が取れるかわかりません。間に合うようであれば明朝寄付までにアップしたいと思います。
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