先週の日経平均は続落。
週初月曜は成人の日で休場。
翌火曜日は前週末の米雇用統計が鈍化した影響を受けて大きく下落。一時500円超の下落となり、15300円台に入る場面もありました。
しかし翌日から大きく反騰。木曜日には15900円を回復しました。
金曜は週末ということもあり、大幅反騰の反動から下落。15700円台で週末を迎えました。
先週のNYダウは反騰。
前週雇用統計が鈍化したことから軟調なスタート。
月曜日は大きく下落しましたが米企業決算などが支援となり、火・水と反騰を見せました。
週末にかけて方向感の無い動きとなりましたが、かろうじて前週金曜の終値を上回って取引を終え、3週続落は免れました。
先週の指標と来週のスケジュール
来週は週末の米中古住宅販売戸数が注目ですが、その他はそれほど大きな指標はありません。
中国のGDPなどもありますが、おそらく国家統計局は平穏な数字を出してくるでしょう。
米企業決算がピークを迎えるため、こちらの方が注目されると思います。
21日 Johnson&Johnson、ベライゾン、IBM、トラベラーズ、テキサス・インスツルメンツ、AMD
22日 ユナイテッド・テクノロジーズ、イーベイ
23日 マイクロソフト、スターバックス
24日 P&G
米企業決算は金融機関以外はこれと言って好調なものはなく、逆に年末商戦不振のベストバイや慎重な業績見通しを出したGMなど、売られる企業も目立ちます。
指標の値動きも荒く、S&P500やNasdaqは先週最高値を更新していますが、本来の上昇基調ではありません。
米決算を睨みながら、しばらくもみ合う展開になりそうです。
その他21-22日は日銀金融政策決定会合、22-25日はダボス会議があります。
米株は雇用統計前の水準を奪回しましたが、為替は先週一度も105円に到達できていません。
決算シーズンでもあるので大きく株価指数が下がることはなさそうですが、為替の動きには要注意です。
月曜の米株市場は祝日でお休みです。
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