先週の日経平均は反落。
年初の欧米市場が軟調となった影響を受け、大きくギャップダウンの大発会となりました。
日中の下落も大きく、一時400円以上の値下がりとなる場面もありました。
火曜日は前日の大幅下落の余波を受けて続落。
水曜は反発を見せましたが、木金は再び軟調となり、金曜日は終値では反発となったものの火曜日につけた安値を割り込み、底が固まったとは言えない状況で週末の取引を終えました。
先週のNYダウは続落。
年初から下落基調となった米株は、貿易赤字の縮小を材料に火曜日に一時的な反発を見せましたが続かず、週末に向けて一進一退の展開となりました。
週末の雇用統計はADPの堅調から上方修正するアナリストも出ましたが、予想に反して鈍化となり、為替・株ともに売られました。
先週の指標と来週のスケジュール
来週はそれほど大きな指標はありませんが、アメリカの寒波の影響が予想外に大きく雇用統計に影響していたことから、実際の景況感を見極めたいという市場参加者が多くなることが予想されます。
15日のベージュブック、16日のフィリー指数はいつもより注目されるでしょう。
16日には黒田日銀総裁の会見が、17日にはバーナンキ議長の講演があります。
また、来週は米企業決算が出始めるので、こちらも注目です。
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