先週の日経平均は反騰。

前週末に発表された米雇用統計により市場は一変。

14000円割れが心配された前週金曜から打って変わって月曜は約300円高、火曜も300円。水曜は休んだものの木曜金曜も300円上昇し、あっという間に15000円を回復しました。

週足終値ベースで7.66%の上昇となり、4年半ぶりの大幅な上昇となりました。


先週のNYダウは6週続伸。

前週末に発表された雇用統計が改善したことで続伸してスタート。

イエレン次期議長の公聴会での金融緩和姿勢なども足がかりとなり、週末に向けて大きく上昇。

金曜日には節目の16000ドル目前まで到達しました。


先週の指標と来週のスケジュール

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来週は20日に米10月小売売上高(20日)、21日に米10月中古住宅販売などの発表が予定されています。


また、19日にバーナンキFRB議長の講演、20日にFOMC議事録公開、21日にドラギECB総裁講演、20-21日に日銀金融政策決定会合、21日-22日にEU・中国首脳会議が予定されています。

経済指標よりも、これらの会議や要人発言の方が影響が大きいかもしれません。


日本株は極めて大きな週足大陽線で半年来の三角持合を上離れました。
先週末のシカゴ日経平均先物は15300円を大きく上回る場面があり、週初もギャップアップでスタートしそうです。

上昇が始まったばかりで需給も良く、季節柄年末でもあり、来週の日本株は引き続き堅調が期待されます。

(関連記事:年末相場はいつから?2

留意点としては欧米はここまで長く上昇を続けており、米株市場は来週も続伸すると7週連続の上昇となり、ちょっと過熱気味です。

節目の16000ドルを控えて警戒感が台頭してくる可能性もあるので、注意はしておいたほうがいいかもしれません。



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