先週の日経平均はかろうじて4週続伸。

FRBのテーパリング見送りが歓迎された先々週と打って変わって材料難となり、小動きに終始した一週間でした。

しかしながら米株市場の軟調さと比較すると日本株は堅調とも言え、週末にはわずかながら高値を更新する場面もありました。


米株市場は反落。

テーパリング見送りが返って先行き不透明感とFRBのフォワードガイダンスへの信頼感低下として改めて評価しなおされ、債務上限問題の行き詰まりともあわせて軟調な展開となりました。

先々週半ばから下落を開始し、先週水曜日まで5連敗。木曜日はようやく反騰しましたが戻りは鈍く、週末は再度売られて安値を更新しました。

米株市場は下落傾向が鮮明となっています。



先週の指標と来週のスケジュール

technote投資ダイアリー-shihyou20130930



来週は月初で重要指標が目白押しです。

1日 ISM製造業景況指数

2日 ISM非製造業景況指数、ADP雇用者数

4日 米雇用統計


そして何と言っても最大の注目は1日の日銀短観でしょう。

これによって消費税増税の行方が決まります。

(関連記事:消費税増税で株価は下がる?


その大イベントが終わった後も、雇用統計の結果次第では11月のテーパリング観測がまた浮上してくるので不安定な状態となります。

米債務上限問題は17日のぎりぎりまで片付かないでしょうから、下落方向に見ておいた方がよさそうです。


日本株も頭打ちが鮮明となってきているので、来週まで持つかな?といったところでしょう。

日米とも大きな転換点に来ていますが、上方向にはあまり期待しないほうがいいかもしれませんね。


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