先週の日経平均は反騰。
オバマ大統領がシリアへの軍事介入を議会に諮ると発言したことで時間的余裕が生まれたこと、また、週末にはオリンピック開催国決定をというイベントもあったことから上昇機運が生まれました。
週末金曜日は翌日にオリンピック開催国決定を控え、警戒感から利食い売りに押されました。
米株市場は月曜日がお休みだったものの、その後4日間は先々週の安値を割り込むことも無く、ようやく反騰となりました。
指標は概ね好調であり、週末の雇用統計は過去分の下方修正幅がかなり大きく、一時混乱する場面もありましたが、ある程度値を戻して引けています。
先週の指標と来週のスケジュール
来週は週初の日本のGDPが注目です。
前回は大幅に期待を裏切る結果となり、アベノミクスの効果に疑問符が付きました。
今後もしばらく、日本のGDPについては目を離さないほうが良いでしょう。
とはいえ、GDPが予想より多少ぶれても、月曜のマーケットには何の影響も無いでしょう。
オリンピック一色となり、経済指標はかき消されてしまうと思います。
大きなボラティリティーとなることが予想されるので、慎重に行動したほうが良いでしょう。
また、来週は米議会が開催され、シリアへの軍事介入がまた焦点となる可能性があります。
オリンピックにばかり気をとられがちですが、頭の隅で忘れないようにしたいですね。
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