週末の下落により、日本株は調整入りの可能性が高くなってしまいました。

参議院選挙終了による調整局面入り-というより、昨年11月以来の「アベノミクス期待編」の終了という意味合いが強いと思いますが、果たしてどのくらい下がるのか?


過去の例では以下のようなパターンが多いようです。


①8-15%程度の調整

2003年7月-2004年4月、2006年1月~2006年4月、2009年6-2010年4月のようなパターンです。

もみ合いながら数ヶ月に1度、少しずつ上値を切り上げていきます。


②15-20%程度の調整

2004年4月-2005年8月、2006年4月-2007年2月のようなパターンです。

高値奪回に半年-1年以上かかります。


現在の下落は参議院選挙前日の高値から6%程度ですが、昨日夜間のシカゴ日経平均先物が13850円程度まで下がっていることから、少なくともパターン①に突入は覚悟しておいたほうがいいでしょう。


しかも5/23の高値を超えていないことから、形は悪いです。


アベノミクスによる上昇相場が継続するためには、早期に5/23の高値を奪還すること。

そのためにはなるべく浅い位置から切り返すことが必要で、最悪でも12700円程度で止まることが重要です。

止まらなければ、今度はパターン②

高値奪還はあってもかなり先ということになります。


以前のエントリー「日本株はどこまで下がる? 2 」でも書きましたが、5/23からの下落はかなり大きく、

上昇相場継続を疑わせるのに十分な値幅が出てしまっています。

パターン②に入ってしまった場合には、5/23の高値すら奪還できず終了となってしまう可能性もあります。

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