先週の日経平均は小幅続伸。
順調に上値を切り上げ、週末は大きく上昇してスタートしたものの、前場で500円を越す大暴落となり、週初の安値を割り込む場面もありました。
結果的に陽線となりましたが、不安定さを残した形で来週を迎えます。
米株市場は引き続き堅調。
週末は下がりましたが、木曜日には大幅に上昇し最高値を更新しました。
今回任期中は最後となるバーナンキ議長の議会証言が無難に通過したことから、安心感が広がりました。
米企業決算も好調なところが多く、株価を下支えしています。
先週の指標と来週のスケジュール
来週は22日の中古住宅販売戸数、24日の新築住宅販売戸数など、住宅関連に注目が集まりそうです。
ここ2ヶ月の金利の上昇が住宅販売にどのような影響を与えているのか。
まだまだ低い金利なので、それほど大きな影響は無いでしょうが、前回の住宅着工・許可件数が下がっていたので少し注意が必要です。
米企業の決算発表は以下の通り
22日 テキサス・インスツルメンツ、マクドナルド
23日 アップル、UPS、トラベラーズ
24日 クアルコム、フェイスブック、ボーイング、キャタピラー、フォード、
25日 アマゾン、スターバックス、GM、ダウケミカル、スリーエム
引き続き米決算は好調が予想されるので、ある程度株価を下支えするのではないかと思われます。
来週の日本株は週初の動向が一番注目となるでしょう。
今日の選挙を受けて市場がどのような反応を示すか。
昨年11月にスタートした「アベノミクス・期待編」は、今回の参議院選挙で山場を迎えます。
ここで一旦材料出尽くしとなるのか、それとも「アベノミクス・現実編」に向けてさらに株価を伸ばして行けるのか。
市場にとっては重要な一週間となります。
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