先週は大荒れの一週間でした。
日銀金融政策決定会合前の警戒で、日経平均は25日線を大きく下回るドローダウン。
その後黒田バズーカ発動で、株価は上にすっ飛んでいく。
かと思えば今度は国債が大暴落・・
一週間の騰落幅は12%にもなりました。
先週の指標と来週のスケジュール
先週のようなビッグイベントはありませんね。
10日に前回のFOMC議事録公表が、8日と12日にはバーナンキ議長の講演があります。
こちらのほうが注目かもしれません。
黒田砲の豪砲が鳴ったばかりで、上に行きそうな雰囲気のニュースばかりが目立ちますが、ちょっと気になる点をひとつ。
リーマンショック後の日経平均のリズムですが、2008年10月に大底6995円をつけてから、2010年4月に11408円の天井をつけてます。
この間の上昇は1.63倍。黄金比1.618倍を越えた瞬間に下落に転じています。営業日日数は349日。
今回、2011年11月の大底8136円から先週末の高値13226円は1.625倍。黄金比は既に達成しています。営業日日数は335日。
このあたりで天井をつければ、リズム的には非常にきれいです。
アノマリーが勝つのか、黒田砲がアノマリーをぶち壊すのか。
データ分析屋としては、とても興味深いところに来ています。