僕のイエモンとの出会いは90年代も半ばの頃。
友達がら教えて貰った。
グラムの影響を強く受け、70年代の他のバンドの臭いも強く感じた。

ザ・フーやピンク・フロイドの影響はあまり感じなかったので特に自分で買う程ではなかったが・・・といっても当時の僕が好きでもない邦楽を聴けたのだからやはり演奏はうまかったのだと思う。

その内「太陽が燃えている」がリリースされた時に素直に格好良いと思った。
それから他の曲も聴けるよいになってきた。
「アヴァンギャルドで行こう」とか「LOVERS ON BACKSTREET」とかこのベストに入っていない好きな曲もある。

因みに僕は「太陽が燃えている」「悲しきエイジアン・ボーイ」「甘い経験」「Love Love Show」が大好きだ。

そんなイエモンが数年前にファン選出のベストアルバムをリリース。
まぁどんな形であれベストが発売されると選曲について色々意見が出るが「Love Love Show」が選から漏れたのは以外だった!
さらに先頃、そのベストアルバムの収録曲をまんま新録音したものが発売された。

今回はその中から幾つかの曲の感想を書いてみたい。

◎悲しきASIAN BOY 
ライブで“ウィー・アー、№1バンド、イン、エイジア、ザ・イエロー・モンキー!!”
と豪勢なコール&レスポンスで圧倒的なエンディングを迎えるこの曲。
サビでのオーディエンスのワイパーも圧巻!
あっ!再結成してからはわからんよ。
正直どんなエンディングになるのか楽しみにしていたがわりとあっさり目。
流石にフェードアウトは無いとは思っていたが・・・。
歌声もオリジナルや、ライブのように声を張るわけでなくソフトめ。
スタジオ版が駄目という訳ではないがやはりライブでこその曲ね。

パール 

◎太陽が燃えている 
この曲でイエモンを好きになったので僕にとっては記念碑的な曲である。

いやいや、ブラスを取り込んだアレンジは最高!
しかしこの曲ライブでは一時期しか演奏していない。筈。
初ドームの時、確かテレビ欄の演奏予定曲にクレジットされていた。筈。
結果、何の曲か忘れたが途中挿しこんで披露した。筈(笑)

流石に今回のドームでは演奏するんだろうか?

◎プライマル。 
少しだけベースがバンドの音に溶けこんだかな~?

◎WELCOME TO MY DOGHOUSE 

◎追憶のマーメイド 
ストリングスを取り込んだのは正解。
特に後半部分においての哀愁度はこの二人は本当にもうサヨナラなんだと激しく印象付けさせる。
個人的にはエンディング間近の「ふぅ~」のコーラスを消して欲しくなかったが・・・。

◎BURN 
僕の中ではイエモン・バブルの象徴(←意味はないがわかってくれる人はいる)後半4分過ぎの♪~遥か遠く~♪
に被さってくるギターのフレーズは個人的にはツボだったけど、エマ的にはそんなに意識的ではないみたいで・・・ライブでも再現してないし今回は無くなってました(笑)

◎SPARK 

◎楽園 
この曲のイントロの高揚感大好き。
この曲はオリジナルでは遊び心たっぷりの録音だったが、今回はフラットな状態にしてある。

◎真珠色の革命時代~Pearl Light Of Revolution~ 

◎SO YOUNG 

◎天国旅行 
どうしたって「天国への階段」へのオマージュとしか思えないし!
印象付けの部分をコラージュした感じで、アルペジオを最後の方に持ってきたのはセンスがあると思っていた。

ただ、なんつぅの?ツクシンボは未だに良くわからない。

◎SUCK OF LIFE 
これは初期に顕著にみられたグラム臭プンプンの名曲。


◎花吹雪 
一言。演歌ロック(笑)
『Sicks』は本当に良く出来た作品で日本人のアーティストにしては珍しくアルバム向けの曲を主体に完成させた。僕が選ぶ日本人アーティストのアルバムでは間違いなくトップクラス。
因みにこのアルバムには他に「レインボーマン」「創生児」「HOTEL宇宙船」等個人的には好きな曲が多数収録されている。

◎JAM 

◎バラ色の日々 
シングルが8㎝からマキシになってからで唯一気に行ってるかな~。
シンプル・イズ・ベストだよ。