少し前にふとビートルズのフール・オン・ザ・ヒルを聞きたくなった。
ビートルズをよく聞いていた7歳位の頃は歌詞なんて気にしないで、「変わった雰囲気の曲だなぁ~」と思っていました。
フルートが印象的で少し寂しそうで、孤独な雰囲気がガキながらに妙に惹かれていました。
久々に聞き直すと……。
何か懐かしいけど、子供の頃に感じたあの感覚が戻った気がした。
6度の音がフワフワというか、どんよりというか、不思議なんだ。
改めてポールのメロディを作り出す、その想像力、表現力は凄かったのだと思いました。
ビートルズがここまで評価されているのは国境を越えた、キャッチーで心地よい独自のメロディにあるのですが、アルバムを数枚聞き直してみて……
凝ったコード進行よりも、「音楽が音楽であるべき大切な事」を勉強出来た気が致します。