皆さんが普段目にする信号機といっても数百種類はある。
メーカー、年式、デザインで分ければ数知れない。
近年、灯器のLED化により、個性、歴史のある、素晴らしい灯器達が消えていく姿は非常に寂しい。

まずはこれ。
宇宙人と呼ばれた主に昭和40年代にせいぞうされた。
円形のアームと丸いデザイン、横からみると三角形の尖った庇が特徴。



これは角型信号機用の矢印灯器を流用している。





これは弁当箱と呼ばれた昭和40年代~昭和60年代頃に作られた歩行者専用信号機。


特に古い初期型は青信号の庇が短く、庇の内側は黒塗装されていない。
また、レンズにも特徴があり、模様がなく、ツルツルレンズと呼ばれた。
当所はレンズがプラスチック製のため、劣化や白熱灯による焼けが酷く、人形が溶けている物もあった。







これはヤンキー兄ちゃんとか、突っ張りとか、リーゼントとか呼ばれていた歩行者信号ですね。(笑)
庇が長いです。大阪でよく見られました。
今では撤去が進み貴重です。

実は角型信号機は産まれて一度も見たことがありません。
やはりもう少し早く産まれるべきだった(泣)
そんなこと言ってもどうにもならない現実&人生。
変わりゆく町の風景が寂しげに思い浮かびます。