「ジャネーの法則」というのをご存知でしょうか?
この法則を発案した哲学者の名前が使われています。

~体感的な時間の長さは年齢の逆数に比例する~

生涯のある時期における時間の心理的長さは、年齢の逆数に
比例する(年齢に反比例する)

例えば、50歳の人間の1年の長さは人生の50分の1ほどであるが
5歳の人間にとっては5分の1に相当する。
50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間になり
5歳の人間の1日が50歳の人間の10日になることになる。
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という事で引用するとどうしても難しい記述になりますね。
経験を積むほど時間が短く感じるということです。

私も今は時間の経過がとても早く感じます。
子供の頃は命の終わりなど考えもしませんし時間が永遠に
あると感じていたのかもしれません。

また見聞きするものは何もかも初めて、毎日が新鮮な子供に
とっては時間を気にすることなどないでしょうし^^


今はリミットが近づいているのを遠からず感じますので日々
時間とにらめっこをしながら生活をしています。

もう一つ、歳を重ねるごとに時間が早く感じる原因に「動き」
があるのではないかと思います。
体力の有り余っている子供は道案内するにも全力で走ります。
私も子供の頃かなり無駄に走り回っていた記憶がありますww

夏休みもたった1ヶ月。されど1ヶ月。
永遠にお休みが続く位の感覚がありました。

今は、時間を効率よく使っているようでも、1つ1つの動作は
若い頃と比べて遅くなっているはずです。
ゆっくり歩けばそれだけ時間を消費しますから、同じことを
したとしても早く時間が過ぎていくように感じるのだと思います。

また以前は感じませんでしたが生活導線も同様で、例えば
家の中で同じ家事をする際に長年の習慣で行える間はよいですが、
家電製品を買い換えた(操作が変わった)また模様替えをした。
これだけでも今までと勝手が変わって思ったより時間がかかって
しまっていることにも気づきます。

時間を気にすればするほど、早く経つように感じますね。
とても面白いです。

仕事をしていると、どうしても時間に追われる生活になるので
あっという間に1日が終わってしまいます。
おうちにいらっしゃる方も結構忙しいと思います。
自分の時間を確保しようと思うと、その分頑張って家事を
やっつけてしまわないといけないですしね^^;

今の子供達も学校帰りに塾に行って、習い事に行って・・
もしかしたら私達の子供の頃よりも時間の流れを早く感じている
のかもしれませんね。

感覚は別として皆平等に1日は24時間。どう使おうが勿論個人の
自由ですが、一度きりの人生ですからね^^

ここの所は特にお休みがあっても用事で終わってしまいますが
年に一度くらいは時間を気にせずに、
どこか南の島で1日を過ごしてみたいなと思います(ベタな台詞)^^