業務の一環で、毎年学校に授業をしにいく機会があります。
学校の今の教え方は、4~10年ごとに改定される「学習指導要領」
を元に決められています。つまり、改定が入るまで変更できない
ということになります。
別名「ゆとり」教育になったのもこの影響。文部科学省は現在も
世界の動向も注視しながら検討を行っています。そしてようやく
自主自立の人間形成に向けて出発・・
その中で、今の指導要領が改定された内容の目玉は「自律的教育」
今までは教科書を読み聞かせ、情報のシャワーを浴びせて公式や
歴史を暗記させる事(一方的に先生が話すことを聞く)でしたが
大きく方向転換し、子だもたちにその理由や由来を考えさせたり
自分たちで答えを紐解いていくという方法が盛込まれています。
(なぜこの公式が導き出されるのかなど・・)
「アクティブラーニング」というのがこの手法です。
ただ、教育現場の現状ですが、先生のスキルが追いつきません。
どの学校もそれを嘆いておられました。
「聞く教育」で育った先生が、自律的指導を行う事は難しいです。
理由なんて関係なく、試験に受かる為の教育を受けてきたのなら
まずはその公式の理由を、教える側が考える時間が必要です。
また、担任の先生は子供たちがいる間は片時も目を離せません。
生徒たちが帰ると、すぐに先生の勉強会が目白押しです。そして
宿題もあり授業のことも考えなければならないう上に、このような
現状や方針が伝わらないモンスターペアレンツの対応も・・
更にICTを導入し、パソコンが苦手な先生がタブレットや
パワポの資料を作ってまで授業を行う事はかなり難しいです。
(と、学校に一日訪問しているとその様子が全てうかがえます)
このような中で自分のスキルを上げる時間は殆どないですし、
学校の先生になりたいという人も減少していますので、教育の質は
上がっていません。(頑張ってはおられますが、限界を感じます)
こういった背景があり、様々な企業が最新教育のお手伝いをする
という政府の方針を元に、私も毎年沢山の学校を訪問し授業をしています。
(会社の中でも手間がかかるので行くのは少人数に限られます)
行く度に学校毎に、更には担任の先生に依存して子供達のカラーが
決まってしまっている事に驚かされます。差が激しいのです。
今は担任の先生次第で子供の勉強姿勢にも大きな影響がある事を
感じています。民間に開かれる(授業をさせてもらえる)学校は
まだましでしょうから、閉ざされた学校を考えるとぞっとします。
一方で、どうにかしたいと強い思いを持つ学校もありまだまだ
捨てたものではないなと思うのです。
授業の内容を言うと素性がばれますが、その指導要領を限りなく
完成させて授業を行う事は、その場で終わることではなく先生の
参考になり、私達もわずかでも子供達の役に立てたらと思います。
その為に授業の内容も全て各自で作ったもので(事前検証はあり)
仕事中になかなかできないので夜練習したりしながら、私も「教える」
という責任や、子供達の素直な言葉に学ぶ機会になっています。
実際、学校の反響は毎回大きくTVなどでも取り上げられていますが
インパクトは(良い意味で)大きいようです。
大人になった時に、自主的に考える大人になることを応援したいと
思っていますので、これからも続けていこうと思います^^
学校の今の教え方は、4~10年ごとに改定される「学習指導要領」
を元に決められています。つまり、改定が入るまで変更できない
ということになります。
別名「ゆとり」教育になったのもこの影響。文部科学省は現在も
世界の動向も注視しながら検討を行っています。そしてようやく
自主自立の人間形成に向けて出発・・
その中で、今の指導要領が改定された内容の目玉は「自律的教育」
今までは教科書を読み聞かせ、情報のシャワーを浴びせて公式や
歴史を暗記させる事(一方的に先生が話すことを聞く)でしたが
大きく方向転換し、子だもたちにその理由や由来を考えさせたり
自分たちで答えを紐解いていくという方法が盛込まれています。
(なぜこの公式が導き出されるのかなど・・)
「アクティブラーニング」というのがこの手法です。
ただ、教育現場の現状ですが、先生のスキルが追いつきません。
どの学校もそれを嘆いておられました。
「聞く教育」で育った先生が、自律的指導を行う事は難しいです。
理由なんて関係なく、試験に受かる為の教育を受けてきたのなら
まずはその公式の理由を、教える側が考える時間が必要です。
また、担任の先生は子供たちがいる間は片時も目を離せません。
生徒たちが帰ると、すぐに先生の勉強会が目白押しです。そして
宿題もあり授業のことも考えなければならないう上に、このような
現状や方針が伝わらないモンスターペアレンツの対応も・・
更にICTを導入し、パソコンが苦手な先生がタブレットや
パワポの資料を作ってまで授業を行う事はかなり難しいです。
(と、学校に一日訪問しているとその様子が全てうかがえます)
このような中で自分のスキルを上げる時間は殆どないですし、
学校の先生になりたいという人も減少していますので、教育の質は
上がっていません。(頑張ってはおられますが、限界を感じます)
こういった背景があり、様々な企業が最新教育のお手伝いをする
という政府の方針を元に、私も毎年沢山の学校を訪問し授業をしています。
(会社の中でも手間がかかるので行くのは少人数に限られます)
行く度に学校毎に、更には担任の先生に依存して子供達のカラーが
決まってしまっている事に驚かされます。差が激しいのです。
今は担任の先生次第で子供の勉強姿勢にも大きな影響がある事を
感じています。民間に開かれる(授業をさせてもらえる)学校は
まだましでしょうから、閉ざされた学校を考えるとぞっとします。
一方で、どうにかしたいと強い思いを持つ学校もありまだまだ
捨てたものではないなと思うのです。
授業の内容を言うと素性がばれますが、その指導要領を限りなく
完成させて授業を行う事は、その場で終わることではなく先生の
参考になり、私達もわずかでも子供達の役に立てたらと思います。
その為に授業の内容も全て各自で作ったもので(事前検証はあり)
仕事中になかなかできないので夜練習したりしながら、私も「教える」
という責任や、子供達の素直な言葉に学ぶ機会になっています。
実際、学校の反響は毎回大きくTVなどでも取り上げられていますが
インパクトは(良い意味で)大きいようです。
大人になった時に、自主的に考える大人になることを応援したいと
思っていますので、これからも続けていこうと思います^^