十年一昔(じゅうねんひとむかし)
世の中は移り変わりが激しく、十年もたつともう昔のこととなってしまう。
また、歳月の流れを、十年をひと区切りとして考えること。
十年たてば、一応、昔のこととなる。
十年を一区切りとして社会をみたとき、その間に著しい変化があるということ。
目まぐるしく流れる現代社会、一区切りとする期間は十年から、より短くなっている気もしますが、そうはいっても、現在もなお十年を節目として考える習慣というものは私たちに根付いているようです。
ということで、私にとっての「10年」の節目の報告をさせていただきます。
(発症当時の診断書より)
2014年(平成26年)9月17日夕刻、私が突然の病に倒れて緊急入院したあの日から、10年が経過しました。
発症当初や入院、リハビリの日々を過ごしていた頃は、先の見通しも全く立たない状況に苦しんでいたというのが正直なところだったのですが、その半年後に社会復帰、職場復帰を果たし、左半身に障害を抱えることになったものの、10年後もこうして以前とほぼ変わらぬ生活を続けることができている現状を考えるとき、私自身、非常に恵まれた環境の中にいるのだということをあらためて実感します。
おかげさまで体調も引き続き安定しているところですが、10年経った現在の恵まれた環境に甘えることなく、引き続き体調管理に留意しながら、現在の生活を一日でも長く継続することができるように精進を重ねて行きたいと思います。