ボルト折れですが御自身で作業してとどめを刺してしまうケースが増えています。
何度もお話ししておりますが折れてドリルで加工する場合ボルトのセンターに確実に穴を開けられることが大前提です。その穴が開けられないようでしたら作業はしない方が良いです。穴が開いたとしても逆タップの限界前に止めて下さい。折ってしまうと数万掛かることもザラです。
センターとはどのレベル?とバイク屋さんからの問い合わせもあるぐらいです。センターはセンター、ど真ん中と言う事です。弊社で穴を開ける場合この位ですが、少しぐらいならズレても開く事も有りますがリスクが高いです。
万が一ドリルや逆タップを折ってしまいますと切削していくしか有りません。それもダイアモンドの刃で切削していきますがダイアモンドも使っている内に剥がれてきます。1本で切削できるのは0.数ミリ・・・折れた深さで何本か使います。先日ダイアモンドの刃、Amazonとかで1000~2000円ぐらいで売ってるよ。と言うお客さん居ましたが持ってきて頂いて大丈夫です。すぐ剥がれて多分倍以上使うと思います。結果コスト高です。
弊社で使っている物は1本4000円程度しますが長持ちします。数本使えばそれなりの料金になるのは想像が付くと思います。作業時間も神経すり減らして集中して3時間程度~という感じですのでおおよその金額はお分かりかと思います。
くれぐれもYouTubeなどでやっている方を真似しないようにして下さいね。決して簡単では無いです。私でもそれなりに時間の掛かる作業ですし。
そんな切削道具のはですが様々な加工をするのでダイアモンド・超硬・砥石系と沢山有ります。回転工具は本体より刃物の方が高いんです。刃物だけでも10万程度有るのでは無いかと・・・(苦笑)
万が一の場合もスタンバイOKですのでご相談下さい。