溶接加工って色んな加工のご依頼があります。これに関しては技術もさることながら構想や経験が物を言う感じですね。機会があっても技術があってもそれ屋さんには敵いませんね。特に車両関係は難しいです。溶接の嫌いな微振動~振動がずっと掛かります。くっついてるように見えるだけと言うのもよくある話です。溶接後の修正も結構入ってきます。強度、見た目共に必要なのがオートバイの溶接。見えてしまいますしね。。。
さて今回は何の中間パイプか分かりませんが地方からの贈り物です(笑)切って溶接だけの話ですがここに至るまでのプロセスって意外と大変。下準備、これが強度につながります。その後の溶接も見た目と強度になってきますね。11cmカットして再溶接ですがカットするのもメタルソーという精密カッターで切ります。(曲がっている場所の多い物は物は不可です)
カットした真ん中の物が要りません。カット後面だしと言って全周隙間ゼロまで持って行きます。メタルソーでカットするとほぼゼロになりますが今回多少曲がってるのでベルトグラインダーで長さ、位置の調整、開先加工も同時に行います。その後、サンドブラストにて塗装やカーボン落としをし溶接準備に入ります。
仮止め、位置合わせ、また仮止め、本溶接です。多分アメリカ製だと思います、エンド部分も溶接されていますがここは半自動で止められている。国産物だとTIGで溶接されていることが多いです。半自動だから駄目と言うことは無く裏側を見るとちゃんと溶け込んでいますので問題はありませんが見た目問題です。このようなパイプ物やマフラー関係はバイクの場合、TIGで付ける事が多いです。鉄製でステー折れなんかだと当店でもMIGを使ったりします。
これは鉄製のマフラーなので後で耐熱処理をするとのことで溶接後のブラスト処理だけでの発送となりました。
途中で溶接で角度も変えないのでなるべく目立たないように。そしてコストも抑える為には仕上げを最小限にする為の溶接をすることです。これもバイク屋だから出来る考え方。鉄工所や溶接屋さんだとどこにどのくらい力が掛かる、見た目は銅なの?等々は分からないと思います。さらには分解しないで持って行った際には外すことが出来ないから外して持ってきて。なんて言われると位置合わせや角度等々はお客様がミリ単位で間違いなく計らないといけません。間違ってもボンドでは無いのでそう簡単にやり直すことが出来ません。足回りなども分解する際は資格も必要ですし認証工場で無いとやってはいけない行為・・・当店では」認証工場も所得してますし整備士資格もきちんとあります。
なので、分解して加工・修正をしてまた元に戻す。と言うことが可能です。マフラー・足回り・フレーム等もお気軽にご相談下さい。もちろん金属加工につきましてはご家庭の傘立て~現場工事までお請けすることが出来ますのでお気軽にご相談下さい。
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