Billlieの新作アルバムの先行リリースシングル第2弾はIUが作詞を手がけている。
直訳すると「記憶キャンディー」なんだが、この曲についてはIU自身がストーリーズで語っており、
Billlieのメンバーそれぞれがキャンディーみたいって思ったところから想を得たよう。
一番の歌詞だけ引用すると、
何か忘れた気がする
心の中が空っぽみたい
遠くから
私についてくる足跡を逆さまにたどって
歩みが始まった所に
私だけを待っていた
ガラス瓶に丸いキャンディー
きらきら大きな目いっぱいに
がらがらと音を立てそうだった
誰かの瞳が浮かぶ
じっと見る
たった一粒を選んで
その記憶を噛むと
さらさらと甘さが染み込むように
にこっと甘ったるい表情がにじむ
くらくらするけど本当にきれいな味だよ
oh it’s so mystical
かすかに私は予感する
多分この記憶を感じる前に
帰れないだろう
bye bye 記憶を口の中に落として
my my yesterday 噛んではじける
甘く刺さるかすかな記憶が
果てしなく重なる palette
that’s what people call me
「記憶を感じる前に戻れないだろう」とか「甘く刺さるかすかな記憶が果てしなく重なるpallette」とかの一節がなんとも素敵でIUといえばpalletteなので、なんだかステマのような歌詞である。
そして振り付けもメロディーもIUが感じた通り甘く輝くキャンディーのようである。
BilllieといえばIUのカバーもしている。
そういえばXGも最近ミニアルバムの先行シングルでカムバックしているのだが、
IYKYKはm-floをサンプリングしていることで話題になっているが、先達へのリスペクトをかんじるとともにXGの持ち味であるスペイシーなサウンドに見事に貢献している。
そしてもう一人の先達IUへのリスペクトもわすれていない。