なぜ、私がこれほどまでに
悩んでいたのか…。


その、理由を少しお話しておきたいと思います。



実は、母代さまと私は
年に何度も一緒に家族旅行に行くような、
そんな関係だったのです。


仲良くなったのは
ポチ(下の子)が小学校3年生くらいでしょうか。
彼女の上の子が同級生でした。



お茶やランチに行くようになり、
親しくなり、参観日で旦那同士も顔を合わせるようになり、

お互いの家で飲み会をするようになり、


そのうち、私がモンキチ(上の子)の時からの仲良しさんを巻き込み

4~5家族での交流になり

みんなで旅行に行くような
そんな関係になったのでした。





母代さまは
三男坊の嫁で、でも、旦那の実家に家を建ててもらっていて

金銭的に援助があるからか、
親第一!みたいなかんじで世話をやいていました。


いいお嫁さんをやっているなぁと感じていた私でした。

そんな彼女にふと同居話が舞い込んだとき、
全力で阻止したのはわたしです。





毎年年末にはその4家族で家族対抗ボーリング大会なんかをやったりして

楽しく過ごしてきたんですよ。



私の同居の愚痴もきいてもらったり
いろんな話も、どんな話もしてきた
そんな友達だったのです。


だから、今回、彼女が母代になった時も
よその小学校からの人もいるから
守ってあげなきゃな、
助けてあげなきゃな、
って意識が、私にはとてもあったのです。


でも、同じ小学校出身で固まってばかりいてはいけないな
とも思ったし


どちらかといえば先入観で人を好き嫌いする彼女だから
私がみんなと打ち解けて、潤滑油になってあげれば
彼女もやりやすいかな
なんて、そう思っていたのです。


だから、極力、
他の人と話すようにしたり、他の人といるようにしたりしていたんですよ。


ところが、それが裏目に出てしまったんでしょうね。


母代という立場になった彼女は
母代という重責を勝手に背負い、

母代はこうあるべき、
母代はこうするべき、
母代はこうでなくちゃいけない、

きっと、そんなことばかりしか
考えられなくなってしまったんでしょう。



そして、なんら変わりのない私の態度にも
腹が立ってきたのかもしれません。


私は友達のまま、彼女と接していたから。




彼女からしたら、
自分は母代なんだから、
ちゃんと敬えよ!!と、思っていたのかもしれません。


友人としての自分と、
母代としての自分を
うまく使い分けられるような
そんな器用な子だったらよかったのでしょうが

できない子だったんですね。



副会長とのことにしたってそうです。

母代として処理をしようとしたから
大きなことになったわけで、


友達として何とかしなきゃと思ったなら

私に直接
『こんなこと言われてたからさ、
気を付けなよ!!
みんなにはうまく言っといたから!!
の、一言で、終わっていたと思うのです。



それを、自分も噂話の中に入り
みんなと同じようにおもしろがっていたなんて

ショック以外の何ものでもありません…。



私には、
そんなつきあいをしてきたつもりは
全くなかったのですから…。



同じように仲良くしてたOさんも
完全に母代さまにぴったり寄り添い
同じように噂をしていたんでしょう。


言いたいことがあるなら
直接言えばいいのに。


私は何度か彼女たちに問いかけました。



なんか、避けてる?


なんか、怒ってる?



でも、答えはいつもNOでした。



そう言われれば、それを信じますよ。


でも、彼女たちはYESだったんですよね。


表面だけ、取り繕っていたのでしょう。




そして、突然の怒りのメールと
呼び出しですよ。
それも、母代としてだけの。


ただ、ただ、
裏切られた思いだけで
私の中はいっぱいになっていきました。


こうなった原因は
私にもあるのだろうけど

こうしたのは間違いなく彼女です。



彼女の立場なら、
簡単に回避できることでもあったはずです。


それができなかった、
いいえ、
それをしなかった彼女の
本当の心の中は覗けないけど、

それが彼女の隠れてた部分だったんでしょう。

私が知らなかった、気づかなかった部分だったんでしょう。




きっと昔からなんとなく、
私に対して、敵対心なり、嫌悪感があったんでしょうね。
それがふいに、すべて溢れてしまっただけのことで。


でも、彼女を恨むとか
仕返ししてやりたいとか、

そんなことは思わないんですよ。



きっと、それをしてしまうと
私自身が後悔することになると思うから。



裏切ったのが私じゃなくてよかった。

そんな風にも思えるのです。





たぶん、彼女の心の中の方が
私よりも嫌な思いがうずまいているんじゃないでしょうか。


そんな気がするんです。



彼女にとって、
母代として正解だと思ってしてきたことが
結果的に私を陥れるような、
仲間はずれにするような
そんな雰囲気にしてしまったことは

誰よりも彼女自身がわかっているんじゃないかと

そう思うのです。




目の上のタンコブである私を排除することで
彼女は自分の役目をまっとうしたつもりかもしれません。

彼女の立場を理解できなかった私の方が
悪いんだと、彼女は思っているかもしれません。



母代なんて肩書きを
気にしないようにと、
みんなと同じように接してきた私が
彼女には理解できなかったのでしょう。


だって彼女は、


『友達だからって、何でも話せる訳じゃない!!
私には母代として、話せないことがいくらでもある!!
って言ってましたもの。


母代として友達に話せないことなんて
普通ありますか??

それは自分も噂話をしていたことですか?


そのあたりの価値観が
もう、真逆なんだなって感じたから


彼女とは
今まで通りにはいられないんだなぁって
そう感じたのです。


彼女からの決定打みたいなセリフでした。



だって、PTAなんて
みんなで楽しくにぎやかに
子供のためにがんばるだけでしょ?


そこに上下関係も、主従関係も
必要ないですよね。


上に立つほど、みんなを吸収してしまう力が必要なだけで


束ねようと、押さえつけようとする力なんて
必要ないですよね。


私はそう思うのです。




そして、上ほど雑用を引き受けてあげて
手助けをして、みんなに感謝の気持ちだけをあらわす。
みんなに頭を下げることが仕事だと思うのです。



だから、彼女がしていることは
私の中で描く母代像とは、かけはなれていて
一致しないんだってことがわかったんです。



そんな彼女を知ることなく、
もっと、楽しい時間を一緒に過ごしたかったなぁ。


残念だけど
きっともう、それが叶うことはないだろうね。


けどさ、
彼女と引き換えに、
私には他に信頼できる仲間と出会えたよ。


それも
私にとっては宝物になるだろうから

決して今回の事件が
マイナスだらけだったわけじゃないんだ。



いろいろ見えてきたり
わかってきたことが、

今回の私の収穫だと思ったら


母代さまがどうして?
とか、いったい誰と?

なんてことは、

どうでもよくなってきちゃったのよね。



私が私らしくいることが

私が私でいることが
一番大事で
一番基本なんだから。


楽しかった思い出は
楽しいままにして、

私は私の未来を描いていきます。




たくさんご心配いただき
励ましてくださった皆さんには
ほんとに感謝しています。

みなさんからコメントやプチメをいただいたおかげで
いろんな角度から自分も見れたし
冷静に見つめ直すこともできました。

ほんとにありがとう。


あと半年
任期はきちんと果たします。
そこには自分の後悔がないように、

半年後の、笑顔の私に会いに
今日から出発します!




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