こんばんは
自分の気持ちがちょっと見えてきた「てち」です。

とは言っても
浮き沈みがあるので
なんとも言えませんが…。

でも、ふんばります!!

今夜は久しぶりに夕飯を食べました。

すっかり胃が小さくなっていて

量は食べれていませんが

でも、食べようと久しぶりに思ったので

ずいぶん気持ちは切り替わってきてると思います。








さて、喫茶店を出たところで
本題に入られた母代さま。
会長も頷きながら話を聞いています。

自分に忠実なシモベの活躍が楽しいのでしょう。



クラウン「ちょっとね、
まわりからもそういう声があがってるんだわね
やっぱり、いろんな人の目があると思うんだわ。

それに、いろんな考え方もあってさ、
十人十色だと思うんだわね。

だけど、私はそういう声を聞かされた以上
母代として耳を傾けてあげなくちゃいけないんだわね

だから、これから学校で顔を合わせても
あんまりそばにいないでほしいんだわね。

で、副会長さんも、てちちゃんだけでなく
もっとみんなに、平等に
まんべんなく声をかけてほしいんだわ」



私「ホストじゃあるまいし、そんなことする必要あるのか?」




クラウン「うん、だけど、
そういう意見があるもんだから、
私は母代として、
みんなにはうまくやってもらいたいと思うんだわね。

そういう苦情の電話が、
うちに入ってくるんだわ。

わたしの所でおさまらないと、
会長のところに行っちゃう可能性があるもんだから、

やっぱりこういうことって
人はみんな、おもしろおかしく話すからさ。
だから、あなたたちを守るためにも
気をつけてもらいたいんだわね。」




もっともらしいことを並べていますが
私には
余計なことで負担かけるなよシラー
と、言っているようにも聞こえました…。



クラウン「てちちゃんさ、
この前、学校で副会長さんのお茶をもらって飲んだでしょ。

それも言われたんだわね

あと、副会長さんも、
私たちを呼び捨てにしたりとか
てちちゃんをてちちゃんって呼んだり
他の人に対しても下の名前で呼んだりするでしょ
そういうのが、ありえないショック!
って言う人がいるんだわね。


お互いに家庭がある身なんだから
そのへんはわきまえてもらいたいんだわ。

特に学校の中で、そういうことは
やってもらいたくないんだわ。」



私「別に学校で抱き合ったり、
キスしたりしたわけじゃないし
言われるようなやましいことはないんだけど
ただ、話が合って一緒にいる時間は多いかもしれないけど、
いつも二人きりでは決してないんだけど」




クラウン「あ、そうそう、
PTAの後に、お茶に行ったりランチに行ったりしても
もう隣に座らないで
これも言われたんだわね
いつも隣にいるってさ」



副会長「いつも隣にいることはなかったぞ
だいたいいつも決まったメンバーで
同じように固まって座ってるから
俺たちだけがそうやって言われても
みんながそうだろ」



私「それを言うなら、会長と母代だって
いつも隣同士じゃん」




クラウン「それはみんながそういう風にもっていくから
でも、私たちは誰も噂にしないんだわね

ね!会長!」



私「副会長、ハゲてメタボれば

私たちも言われないんじゃない?
でもって、私も横綱級に太るわ」




会長「それはどういう意味ですか?
僕に対する嫌みですか?」


私「あははは~音譜会長の名前なんて出してませんけどシラー


クラウン「ほんとにさ、色んな人がいるんだわ!!
色んな色眼鏡で見てるから
気をつけてもらいたいんだわね」


私「だからさ、その苦情の電話って
何人からかかってきたの」


クラウン「え、うん、まぁ…ね
ほぼ全員ですよね、会長」



「ん?あ~そうですねぇ」


クラウン「とにかくそういう事なんだわ。
だから、次に学校で会っても
あんまり仲良くしないでね
頼むよ!!




私「手つないで行ってやる、
ね、副会長音符




クラウン「だから、頼むからやめてよ!!
私たちが言われるんだから」



私「本人に直接言わせてよ
私はこういう奴なんだし、
これが私の普通だったんだから」



副会長「まぁさ、そうやって
母代のところに電話があったなら
それは迷惑かけたな、ごめんな

ほんとに悪かった」




私「あのさ、聞いていい?
そういう電話がかかってきたときに
どうやって対応したわけ?
私はこういう奴なんだって言ってくれたわけ?」



クラウン「え?あ、もちろんそうだけど
電話があったんだから

私は母代として
これもひとつの意見として
ちゃんと聞いてあげなきゃいかんからさ」




私「で、何人から電話あったの?」




クラウン「まぁ、ほとんどだよ…」



私「ふーん、みんな暇なんだね

副会長、あたしたち、もう会話もできないね
どうする~?

今度から筆談にする?

けど、急によそよそしくなるのも
それはそれでおかしいんじゃない?
また、あいつら別れたんだよきっと!!
って噂されそうなんだけど

そしたらなんとかしてくれるの?」

もはや、おちゃらけて

ふざけることしかできなかった。


だって、どう考えても

言われているのは私たちで

私たちがうわさの被害にあっているのに


どうして無責任に噂をたてた方には

しっかりと耳を傾けているのだろう。



その姿勢が母代というものなんだろうか。

そして、その横で黙ってきいている会長も・・・。




話を聞いていたら
会長さまも、母代さまも、
私と副会長のことを守ろうとか
かばおうとか
そんな気持ちは一切ないことに気づいた。



ただ、自分が言われたことを
本人たちに告げて
わたしたちの責任にして
あとはなんとかしろと
そう言われているようだった。


今後はこうやって言われないように
こうしようね、とか
こういう意見がきたら

こうやって対処するわねとか

私たちの身になって話をすることなんて

一切なく


これが私たちの普通なんだと言っても


おかしいから、変だからというところから
離れようとしなかった。


ある意味、
厄介払いに感じた。



もう、終始、上からの物言いで
私はすっかり疲れてしまい
早く帰って眠りたかった…。



気付いたら、時計は11時をまわっていた。


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