排出できるCO2などの温室効果ガスの枠を、株や債権と同じように売買できるようになっています。CO2換算で1トンの排出権を1カーボン・クレジットと数えます。お金


欧州連合(EU)は2005年に排出量取引制度を導入しました。EUでは主な施設(事業所)に対してCO2排出量の枠を割り当てて、その枠を超えた場合には他から排出権の枠を買って穴埋めしないと罰金が科せられます。叫び


CO2排出量をどう減らすかは、各企業が考えて行動するので、最も安くCO2を削減できる手法とされ、EUでは中心的な政策になっているそうです。ビル


EUでの排出量取引は、2005年に3.6億トンだったものが2006年には10億トンに増え、取引額は3兆円近いそうです。お金


しかし、2007年春の時点で、一時1トンあたり30ユーロ(約4900円)だったCO2価格は0.5ユーロ(約80円)にまで落ち込んでいます。ダウンそれに、さほどCO2削減に役立っていないと言われています。ガーン


CO2削減のためにCO2排出枠を売買できるようにするという発想に、私は違和感を感じています。CO2削減・温暖化防止を商売にして儲けようという考えに馴染めないからなのかなぁ。はてなマーク


最近、ニュースでカーボン・クレジットが話題に取り上げられていますが、誰がどのような意図で進めているのでしょうか。カーボン・クレジットがCO2削減に有効に働けばよいのですが、どうにもモヤモヤした気持ちが晴れません。あせる


カーボン・クレジットについてよく知らないんです。皆さんのご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。目