日用品に保湿剤としてよく使われているプロピレングリコール
それがどういったものか調べてみました。
まず、私がよくお世話になっているWikipediaには次のように書かれていました。
プロピレングリコール (Propylene glycol) は有機化合物の1種。1,2-プロパンジオールともいう。
常温では無色・無味・無臭で吸湿性のある油状液体。水・アセトン・クロロホルムと混和する。酸化プロピレンの加水分解によって製造される。
用途
生物への毒性が低く、また無味無臭であることから、保湿剤、潤滑剤、乳化剤、不凍液、溶媒などとして、医薬品や化粧品、食料品など広範囲で用いられている。
なお、プロピレングリコールは「書きかけの項目」でこれ以上詳しい情報は得られませんでした。
次に、情報センター出版局が出している「食品・化粧品 危険度チェックブック」には次のように書かれていました。
分類:指定成分
合成/天然:合成
使用商品:化粧水・乳液・クリーム類・ファンデーション・口紅・マスカラ・制汗剤・デオドラント・アフターシェービングローション・シャンプー・リンス・歯みがき・マウスウォッシュ・育毛剤
使用目的:保湿剤・乳化剤・殺菌剤・溶剤
毒性:接触性皮膚炎を起こす。飲むと肝臓、腎臓、心臓、脳への障害を招くことがある。溶血作用がある。吸い込むと中枢神経抑制を起こす。染色体異常を起こすとの報告がある。
ある程度の毒性が認められていて、発ガンやアレルギーとの関連性もあると報告されているのに、一方では「生物への毒性が低く、医薬品・化粧品・食品に幅広く使われている」とのことです。
「有害」なのに「毒性が低い」というのは変な話だと思いませんか?
明らかな研究結果が出ていないので明確に判断できないのではないかと思っています。
このような「危険かもしれない」成分を使った製品と、全く「安全」な成分を使ったものと、あなたならどちらを使いますか?