人が運転しない、リモートコントロールでもないクルマで悪路を疾走するレース、DARPA Grand Challenge  というイベントがあることを知った。今回は2回目とのこと。主催は名称にあるとおりDARPA(防衛高等研究計画局)。優勝したのはスタンフォード-フォルクスワーゲンのチーム

イベントの趣旨には、戦場における米国人の生命を保護するため、自律自動車の開発にあたって産官学から町の発明家までの英知を結集し、というようなことが書いてある。

おそらく、DARPAの”閉じた”R&Dリソースよりは、開発主体を広く解き放った方がイノベーションがよく進むという判断の下で運営されているのだと思う。


こちらに日本語のニュースがあった。


IPAによる未踏ソフトウェア創造事業 に匹敵する公的機関によるよい試み。