昨年10月末から11月上旬で、北海道と東北の出張を行った。
時間の都合もついたため、せっかくなので旧友を訪ねたりしてみた。
その際、函館と仙台でコインロッカーに荷物を預ける機会があったのだが、従来のように物理的な鍵が付いてはいなかった。
函館は、駅の2階にあったコインロッカー。ICカード方式であった。
仙台は、西口のタクシー乗り場あたりのコインロッカー。レシートが発行され、それに解除コードが印刷されていた。

物理的な鍵がなくなっている、という状態である。
ICカード方式の方が個人的には便利だとは思うが、外国人観光客などICカードを持たないお客さんに対応できるレシート式の方が親切だと思う。両方対応していて、選べるとなお良いが。

管理上もセキュリティ上も、物理的な鍵より負荷は小さくなるだろうし、ピッキングのリスクも下がるだろう。
停電時にどういう状態になり、その対策はどうするのかを考慮して設計しておく必要があるが、運用を重ねて問題点を洗い出し安全性を高めていることだろう。

今後、キーレス型のコインロッカーは増えていくだろう。