正社員とフリーランスの違いというと、仕事への取り組み方を取り上げられることが結構あるのではないだろうか。確かにそういうのも相関性はあるのかもしれない。

私が思うに、決定的に違う、というものは「税金」というものに関してではないだろうか。

また、私への支払額=私の手取り金額と勘違いする契約先があったりする。そんなこと、あり得ない。国保であり国民年金でありを支払わなければならないし、とかやっていくと、お支払いを頂いている額のどのくらいが実際の収入になるのか、やはりサラリーマンの方にはご理解頂きにくい。

他にも、これは私自身が経験した話だが、儲かっている経営者がサーバーやらPCを「できれば○年でサーバーを買い替えてほしい」と言われた。で、「○○の件ですよね」と尋ねたところビンゴ。実際に税務もやっているからこそ分かったことで、正社員でこれが分かる人は意外と少ないらしい。
これに関係するのは固定資産税の「償却資産」だ。
そういうことは私自身もフリーランスとして働き始めてから分かるようになった。

私自身、エンドユーザーさんと話が合うのは税制面もある程度分かることなのかもしれないな、と思うことがある。お客さんの思いは目の前の問題解決だけではない、ということだ。いかにそこに踏み込めるか、も自分の強みだと思う。

実際、日本を代表する大手さんとコンペがあったところで、そういう部分に触れての話までさせて頂いた点が評価された、というのはある。

世のフリーランサーの方も、税制面には強いはず。ぜひ頑張って頂きたいなと思う。