震災後、IT系の雑誌ではバックアップや復旧などの特集を組むものが後を絶たないようだ。阪神淡路大震災の時点ではそれほどITが業務に入り込んでいなかったこと、首都圏に影響が少なかったことが要因でそれほど話題にはなっていなかった。勿論、政府レベルでの文書の改訂はあったが、民間に啓蒙されてはいなかった。
バックアップは基本的なことのはずである。OSやソフトウェアはカネで買えても、データ類はバックアップが必要である。事業継続性を考えると、データは最重要なものである。
実は震災の半年前くらいから「バックアップについて」の顧客説明資料を作成し始め、震災の1ヶ月ほど前にようやく「組織の公式見解」としての承認にまで漕ぎ着けた。端から見れば「外注がなぜそこまでするのか」という疑念はあったかもしれない。しかし、現在仕事をしている会社があまりにもバックアップに無頓着であり、万が一の時にはお客様にご迷惑を書けてしまうのは必至だった。これをシステムに携わるものとして看過することはできなかったためだ。
残念なことに一部のお客様に展開したところで震災が発生してしまった。それ以降は「組織の公式見解」としてのバックアップが結構重宝されている。
現在注目されているのはその点だが、一般的な情報システムはまだまだ改善しなければならない点が多くある。情報システムの携帯は企業内だけのものからインターネットを介して外部とやりとりするようになっているにも関わらず、それ相応のシステムになっていないところもまだまだ多い。そういう部分の啓発も担っていかないとどんどん危険なシステムができていくように思えてならない。
というのも、セキュリティに関してはニーズがあるので対策は施されているところはあるが、監査という観点がなかなか浸透していないのが実情だからだ。
バックアップ関連も、もしかすると一時の流行で終わる危険性もある。これではいけない。基本的なところをきっちりできる土壌作りが必要であるように思う。
バックアップは基本的なことのはずである。OSやソフトウェアはカネで買えても、データ類はバックアップが必要である。事業継続性を考えると、データは最重要なものである。
実は震災の半年前くらいから「バックアップについて」の顧客説明資料を作成し始め、震災の1ヶ月ほど前にようやく「組織の公式見解」としての承認にまで漕ぎ着けた。端から見れば「外注がなぜそこまでするのか」という疑念はあったかもしれない。しかし、現在仕事をしている会社があまりにもバックアップに無頓着であり、万が一の時にはお客様にご迷惑を書けてしまうのは必至だった。これをシステムに携わるものとして看過することはできなかったためだ。
残念なことに一部のお客様に展開したところで震災が発生してしまった。それ以降は「組織の公式見解」としてのバックアップが結構重宝されている。
現在注目されているのはその点だが、一般的な情報システムはまだまだ改善しなければならない点が多くある。情報システムの携帯は企業内だけのものからインターネットを介して外部とやりとりするようになっているにも関わらず、それ相応のシステムになっていないところもまだまだ多い。そういう部分の啓発も担っていかないとどんどん危険なシステムができていくように思えてならない。
というのも、セキュリティに関してはニーズがあるので対策は施されているところはあるが、監査という観点がなかなか浸透していないのが実情だからだ。
バックアップ関連も、もしかすると一時の流行で終わる危険性もある。これではいけない。基本的なところをきっちりできる土壌作りが必要であるように思う。