SQL Serverの概念的なことを先に書くつもりであったが、今回はバックアップコマンドを備忘録的に。以下は全てフルバックアップの例である。これら、SQL Server Management Studio で実行すればOKだ。もちろん、権限は持っていること。


データベース ABC のバックアップ。

backup database ABC to disk = 'c:\xxx\ABC.bak';

基本はコレ。シングルクオートで囲ったところは任意でよい。拡張子だって何だってよいが、分かりやすいようにbakとしておいた。

さて、もし繰り返し同じコマンドを実行したらどうなるか。上書き?追記?
上記の文だと c:\xxx\ABC.bak に追記となる。上書きとするには次のようにする。

backup database ABC to disk = 'c:\xxx\ABC.bak' with init;


これだけでよい。


また、定期的なバックアップを取っており、コマンドで実行するバックアップがログ切り捨ての影響を受けないようにするには以下の通り。(ログ切り捨て等は別の機会に)

backup database ABC to disk = 'c:\xxx\ABC.bak' with copy_only;


更に、ログ切り捨ての影響を受けず、上書きをしたい場合は次の通り。

backup database ABC to disk = 'c:\xxx\ABC.bak' with init, copy_only;