今年は早めに確定申告をしようと思い、そういえば平日以外でも税務署が開いているような話を聞いたことがあったので調べてみた。どうやら2月中の日曜日は、2回、開いているらしい。それを狙って申告しようと思う。え、電子申告?それでもいいのだが、敢えてしていない。

 で、今日の本題。上記で検索して引っかかってきた中に次のサイトがあった。
http://www.d7.dion.ne.jp/~zt-hp/nitiyou.htm

 税務署の職員に組合がアンケートを採ったものらしい。たくさんあるが、意見を集約すると10種類もないのではないか?分からないではないが、ちょっと「?」と思う意見もある。
 敢えて意地悪に語ると、なんでたった二日の休日出勤でここまで反発するのか分からない。健康被害?家族と過ごす時間?保育所が休み?「出勤が嫌」という理由にしか聞こえない。年間2日の休日出勤で病気や体を壊すという事例は税務署の世界ではよくあることなのだろうか?また、事前に出勤日が分かっているのだから、家族だろうが子供を預けるところだろうが、何とでもなるだろう。年2日の休日出勤が義務化されたとして、それが原因で死者がでるとは到底考えられない。それなら去年の12月だけで8日休日出勤した私はとっくに死んでいるのか?
 
 IT化が推進されているので、徐々に出はあるが窓口へ来る総数は減る。しかし、ITの普及には時間がかかるもので、急激には減らない。申告者数は日曜日を開庁したからって申告者数が2度の3度もバーゲンの客みたいに増える訳ではないので、むしろ分散されるはず。3月ではなく2月にしたのは、最終日近くは混み合うので、その頃のピークを少しでも前倒ししようとした現れではないだろうか?もし国民の利便性だけを考えていたとすれば、開庁は3月の土日となっていたのではないか?そうしたら税務署の職員はそれこそ3月はへろへろになるだろう。それはせめてもの配慮ではないのか?と感じる。

 年がら年中忙しい訳でもないだろう。繁忙期ぐらいはがんばって欲しいモノである。ただ。残業代が出ないというのは気の毒だ。


 まあ、いろいろ書いたが、職業によって仕事への考え方だけではなく、生活や人生観まで変わる、という好例だろう。自分の職場や業種の常識が他所では全く通用しない、ということは公務員の経験もあり、IT業として色々な業種の職場に行くとよく分かる。その差違がカルチャーショックのようで面白いなと思う。
 業種ごとに特定のテーマで語らせ、傾向を見るのも面白いネタかもしれない。