高校生の頃、数学が苦手であった。しかし、ある日を境に「急に」数学ができるようになった。忘れもしない、高校三年生の夏休みに入る直前の模擬試験を受けた日からだ。
そのときの問題がよかったのだろう。印象深いのは2問。1問はグラフの問題で「あれ、これは教科書の例題そのまんまじゃ?」というもの。この問題で、「こんな基本的な問題が本番試験なら教科書を復習すればなんとかなるんじゃないか?」と、数学の苦手意識を払拭してくれた。もう1問は崖の高さを測る問題で、崖の下からの距離と仰角とで高さを求めるというもの。この問題を見たときに「ああ、三角関数ってこういう使い方できるんだ」と気が付き、ただの数字遊びで学ぶ意味を見いだせなかったのが払拭され、数学がぐんと身近なものに近づいた。
私の例ではあるが、何割かの人は、レベルと意味づけを理解することで数学嫌いは解消されるかも知れないのではないか、と思っている。
Newton 2011年2月号 は「微分と積分 これならよくわかる」という特集だった。
Newton (ニュートン) 2011年 02月号 [雑誌]/著者不明

¥1,000
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これを読んで、微分と積分の理解は以前より深まった。というより、微分に関して「導関数を求める意味」は今回初めて理解できたように(いや、実際に微分を使って仕事をしている人に比べれば足下にも及ぶまいが)思う。微分積分を学ぶ人には、是非とも一読することをおすすめしたい。
数学がどういうことに使えるのか、もっともっと理解が深まれば、ソフトウェアの企画にも生きてくるのではないかと思う。
Excelには山ほど関数が搭載されているが、ほとんど使っていないというのが現状ではないだろうか?VBAで「調和平均を求める」という関数は用意されてはいるが、その調和平均がどういう時に有用なのか、そういう事を知らないと調和平均の関数を使う機会もあるまい。
今までもそうしてきたつもりだが、数学に関してこのブログでは、単に関数の説明ではなく、その関数を使うとどういう事柄や問題に有用に働くのかも含めて解説をしていくよう心掛けたい。
そのときの問題がよかったのだろう。印象深いのは2問。1問はグラフの問題で「あれ、これは教科書の例題そのまんまじゃ?」というもの。この問題で、「こんな基本的な問題が本番試験なら教科書を復習すればなんとかなるんじゃないか?」と、数学の苦手意識を払拭してくれた。もう1問は崖の高さを測る問題で、崖の下からの距離と仰角とで高さを求めるというもの。この問題を見たときに「ああ、三角関数ってこういう使い方できるんだ」と気が付き、ただの数字遊びで学ぶ意味を見いだせなかったのが払拭され、数学がぐんと身近なものに近づいた。
私の例ではあるが、何割かの人は、レベルと意味づけを理解することで数学嫌いは解消されるかも知れないのではないか、と思っている。
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数学がどういうことに使えるのか、もっともっと理解が深まれば、ソフトウェアの企画にも生きてくるのではないかと思う。
Excelには山ほど関数が搭載されているが、ほとんど使っていないというのが現状ではないだろうか?VBAで「調和平均を求める」という関数は用意されてはいるが、その調和平均がどういう時に有用なのか、そういう事を知らないと調和平均の関数を使う機会もあるまい。
今までもそうしてきたつもりだが、数学に関してこのブログでは、単に関数の説明ではなく、その関数を使うとどういう事柄や問題に有用に働くのかも含めて解説をしていくよう心掛けたい。