同じワープロソフトでも、MS-Wordなんかよりは一太郎の方が断然使いやすいと感じる。Wordは勝手に書式を調整してしまうので、どうも鬱陶しく感じることが多いからだろう。

 その一太郎が「一太郎2011創」という名でバージョンアップするそうで、ダイレクトメールが来た。
正直、この時期に毎年バージョンアップをするのはどうかと思うが、今回のバージョンアップはちょっと魅力的だ。特に、プレミアム(過去で言うジャストスイート)以上のラインナップに添付されているソフトウェアが購買意欲をかき立てている。そのうち2つを紹介してみよう。


■音声読み上げソフト 詠太(えいた)
 VoiceTextという製品を使った製品で、一太郎、Shuriken(ジャストシステムのメールソフト)、IEとの連携のほか、単独での起動も可能である。読み上げる声の調子も3人(?)から選べるそうだ。

 VoiceText http://voicetext.jp/
 音声のサンプル http://voicetext.jp/26/46/

 若干、機械臭さは残るサンプルもあったが、かなり肉声に近い。従来はあらかじめ録音したものを流すしかなかっただろういけれど、これはテキストをパラメータとして渡せば読み上げてくれる。単独では面白いだけだが、この技術と別のものを組み合わせで実用できるものがありそうで面白い。

■フォント 6種類
 初めて知ったが、モリサワフォントというものがあるそうだ。これを6つ、一太郎他ジャストシステムの製品で使えるようにして6フォント提供されている。
 そもそもモリサワフォントは市販されているが、購入するにせよ、1年間の利用料を払って使用するにせよ、個人が趣味の範囲で使うのに購入するにはちと高い。それを6フォント。正確に言えば2フォントでそれぞれウェイト(文字の太さ)が違うものを3種類で、6種類。文字の太さは「太字」を使えばOKじゃない?という意見もあるだろう。しかし、それでは文字が潰れて綺麗に見えないケースがよくある。そうではなく、同系のフォントのウェイトを使い分けると潰れずに美しい状態で見られるそうだ。これは勉強になった。

 このフォントを利用できるだけでも相当付加価値があるだろう。

 モリサワ http://www.morisawa.co.jp/




 あと、スーパープレミアムというラインナップに含まれている、oreplug(オレプラグ)というのが面白そうだ。USBで、PCにインストールすることなく一太郎、ブラウザ、メモエディタ等を使える。また、このプラグ上のソフトにしか有効ではないが、ATOKも入っている。
 暗号化もされるので、私にとって自分メモを取るにはこの形態がベストかも知れない。

現在予約受付中だが、早速割り引いて売っているようだ。
なお、選び方だが

学生・教員        : アカデミック版
バージョンアップ     : バージョンアップ版
MS-Office/Wordを持っている: 特別優待版
その他          : 通常版
だそうだ。



一太郎2011 創 スーパープレミアム 特別優待版/ジャストシステム

¥27,300
Amazon.co.jp

一太郎2011 創 プレミアム 特別優待版/ジャストシステム

¥18,900
Amazon.co.jp

一太郎2011 創 スーパープレミアム バージョンアップ版/ジャストシステム

¥24,150
Amazon.co.jp

一太郎2011 創 プレミアム バージョンアップ版/ジャストシステム

¥15,750
Amazon.co.jp

一太郎2011 創 スーパープレミアム アカデミック版/ジャストシステム

¥24,150
Amazon.co.jp

一太郎2011 創 プレミアム アカデミック版/ジャストシステム

¥15,750
Amazon.co.jp