先日、イベントでは
・自分たちの満足は当たり前
・顧客も満足させることが大事
・さらに、収益は確保する
という点を書いたが、書き方が軽かったかも知れない。言葉を換えて、もう少し丁寧に書いてみることにする。
・主催者側の満足度
・参加者側の満足度
・適正な収益
としよう。これを充足するのが仕切である、と考えている。ちなみに、この3つは関連性が深い。
まずは簡単に概念を書いて、その後、例を挙げる。
【主催者側の満足度】
主催者は何らかの目的を持って主催している。それを達成できることが重要である。もし、目的がなかったり、目的が曖昧では何のためにカネや時間を費やしているのか分からない。
仕切るものとして、主催者の目的をしっかりと理解する必要がある。
【参加者側の満足度】
参加者はただの暇つぶしに来ている場合や、通りすがりの場合、仕方なしに付き合っている場合もあるだろう。しかし、貴重な時間を使って参加しているのであれば、より満足感の得られるように工夫する方がいい。
仕切るものとして、どうすれば参加者の満足度を得られるのか、考えてみる必要がある。
【適正な収益】
意図して赤字にするのであればよいが、主催者が赤字になってはいけない。意図した赤字とは、宣伝目的の広告費の意味合いでの出費、今後カネを生み出すであろう投資、あたりだろう。
収益は多すぎてもいけない。営利が目的ならば適正な利益を、営利目的でなければ収支はトントンなのが理想である。
さて、例である。
よく裏方を手伝った合唱団の演奏会。演奏会を通じて、聴衆に「私もやってみたい」と思って貰えれば合唱団員が増やしたい、という目的の場合は多い。ならば、聴衆がやってみたいと思うための手はずを考えればよい。
仕切としてできることは、舞台の運営のみではない。合唱団の演奏会の例で言うと、それぞれにかける力の程度の差はあるが
・舞台上
・客席
・ホールロビー
・ホールの外
・最寄りの交通機関からホールまで
・天候
といったあたりで、来場者が不愉快に思う場所はないかくらいはチェックしておく。
また、ホール内の案内は、専任のプロがいるホールならいいが、そうでなければ要員教育も必要である。最低限、出口、非常口、設備(バー、トイレなど)、演目、だいたいのタイムスケジュール、などは必須であろう。
それぞれ体系化している訳ではないが、例えばホールの収容要員、来場者数、男女比を見て、それに対するトイレの数、場所、演奏時間、天候と気温などを鑑み、休憩時間が短すぎないかをチェックし、是正して頂くよう提言する場合もある。
実際、休憩中のロビーでの話に耳を傾けたり様子をみたりしていると、女子トイレに長蛇の列、ということはよく見かけるが、演奏会のアンケートなどはそういうことが書かれている例は希である。紙に書かれていることも事実だろうけれど、事実の全てではないが、現場にあるものは、それはすべて事実である。来場者と同じ場所で、同じような行動を取れば、おのずと改善点は見えてくるはずである。
そして、そのことにより、参加者側の満足を得られれば、主催者側の目論見通り新入団員を迎えることもできるし、リピーターになってくれる人も増える。ひいてはそれが収益にもつながるのである。
勿論、内部の会計がしっかりしていて不信感を与えないことも大切である。その上で、利益のうち、どれだけ繰り越して、どれだけ打ち上げに使うか、明確にするとよいだろう。
本来、外の人間が口出しするべき所ではないかも知れないが、そのくらいのアドバイスはするし、そのくらいが出来ていないところは早晩団内でゴタゴタが起きる。
例は趣味団体だが実はビジネスでも同じことがいえるのではないか?
・自分たちの満足は当たり前
・顧客も満足させることが大事
・さらに、収益は確保する
という点を書いたが、書き方が軽かったかも知れない。言葉を換えて、もう少し丁寧に書いてみることにする。
・主催者側の満足度
・参加者側の満足度
・適正な収益
としよう。これを充足するのが仕切である、と考えている。ちなみに、この3つは関連性が深い。
まずは簡単に概念を書いて、その後、例を挙げる。
【主催者側の満足度】
主催者は何らかの目的を持って主催している。それを達成できることが重要である。もし、目的がなかったり、目的が曖昧では何のためにカネや時間を費やしているのか分からない。
仕切るものとして、主催者の目的をしっかりと理解する必要がある。
【参加者側の満足度】
参加者はただの暇つぶしに来ている場合や、通りすがりの場合、仕方なしに付き合っている場合もあるだろう。しかし、貴重な時間を使って参加しているのであれば、より満足感の得られるように工夫する方がいい。
仕切るものとして、どうすれば参加者の満足度を得られるのか、考えてみる必要がある。
【適正な収益】
意図して赤字にするのであればよいが、主催者が赤字になってはいけない。意図した赤字とは、宣伝目的の広告費の意味合いでの出費、今後カネを生み出すであろう投資、あたりだろう。
収益は多すぎてもいけない。営利が目的ならば適正な利益を、営利目的でなければ収支はトントンなのが理想である。
さて、例である。
よく裏方を手伝った合唱団の演奏会。演奏会を通じて、聴衆に「私もやってみたい」と思って貰えれば合唱団員が増やしたい、という目的の場合は多い。ならば、聴衆がやってみたいと思うための手はずを考えればよい。
仕切としてできることは、舞台の運営のみではない。合唱団の演奏会の例で言うと、それぞれにかける力の程度の差はあるが
・舞台上
・客席
・ホールロビー
・ホールの外
・最寄りの交通機関からホールまで
・天候
といったあたりで、来場者が不愉快に思う場所はないかくらいはチェックしておく。
また、ホール内の案内は、専任のプロがいるホールならいいが、そうでなければ要員教育も必要である。最低限、出口、非常口、設備(バー、トイレなど)、演目、だいたいのタイムスケジュール、などは必須であろう。
それぞれ体系化している訳ではないが、例えばホールの収容要員、来場者数、男女比を見て、それに対するトイレの数、場所、演奏時間、天候と気温などを鑑み、休憩時間が短すぎないかをチェックし、是正して頂くよう提言する場合もある。
実際、休憩中のロビーでの話に耳を傾けたり様子をみたりしていると、女子トイレに長蛇の列、ということはよく見かけるが、演奏会のアンケートなどはそういうことが書かれている例は希である。紙に書かれていることも事実だろうけれど、事実の全てではないが、現場にあるものは、それはすべて事実である。来場者と同じ場所で、同じような行動を取れば、おのずと改善点は見えてくるはずである。
そして、そのことにより、参加者側の満足を得られれば、主催者側の目論見通り新入団員を迎えることもできるし、リピーターになってくれる人も増える。ひいてはそれが収益にもつながるのである。
勿論、内部の会計がしっかりしていて不信感を与えないことも大切である。その上で、利益のうち、どれだけ繰り越して、どれだけ打ち上げに使うか、明確にするとよいだろう。
本来、外の人間が口出しするべき所ではないかも知れないが、そのくらいのアドバイスはするし、そのくらいが出来ていないところは早晩団内でゴタゴタが起きる。
例は趣味団体だが実はビジネスでも同じことがいえるのではないか?