仕事場で家庭用の無線LANルーターを使っているが、人数が増えてきた。

やはり「繋がらない」という事象が。IPアドレスが取得できない事象が出てきている。論理値としては200台可能にしていたが、ルーターの持つメモリなどの影響で、そんな無茶な数は繋がらない。一般的に10台くらいらしいが、今回は30台くらいで限界になっていた。
アクセスポイントを増やそうと考えたが、キャリアの終端装置からルーターへ直接つないでおり、その負荷の高いルータにルーターに直接アクセスポイントをつないではダメだろう。

そこで、回線は有線ルーターで受け、そこから複数台のアクセスポイントに割り振るよう提案してみた。
しかし費用を出す側からは「原因が確定していないため、これで解消されなかったらどうする」との一言が。

それで文句を受けるのはなぜか私なので、自宅の有線ルーター/無線ルーターを持ち込んで実験することにした。

無線ルーターはルーター機能をオフしてアクセスポイントとして使うこともできるが、そうした場合にログを確認する手段が分からないので、ルーター機能はそのまま使うことにした。簡単にトポロジーを書いて、設定ミスのないように確認しながら実施した。

結果、有線ルーターが非常に安価なものであるにも関わらず、無線LANに接続できなくなるという事象は解消された。ただ、これもしばらく様子を見ないと何とも言えない。



もし今後、もっと大規模になるのなら、通信障害のログ等もしっかり残る業務用のものを買って頂こうかと考えている。