付き合ってる人のために努力したこと ブログネタ:付き合ってる人のために努力したこと 参加中

努力したことはある。

私は自由人。浮気とかそういう事をしたい訳ではないが、私と家庭を持つ人なら、他人に依存したいタイプではなく、自己をしっかり持っていてくれる方がいい。例えば私が外出しているときに私の友人が訪ねてきても、通常のもてなしができるくらいの器量がある人がいい。そう思っていた。


さて、過去に結構さばけたタイプだと思っていた年上の女性に、告白されて付き合ったことがある。しかし、付き合いだして分かったことだが、男に甘えて束縛するタイプだった。
彼女は仕事は時間で終わる職場しか知らない人だった。対する私はIT業界で、残業は当たり前、徹夜もたまにはあった。しかし、彼女にはその忙しさが分からない。それは、私が過去、公務員時代に忙しい仕事が理解できなかった事と同じ感覚だと思う。業種によって忙しさは違うことを説明しても体験していない彼女には伝わらなかったようだ。
彼女には「会って貰えない」不満が溜まる。まして、男性との付き合いも私が初めてだったそうなので、上記の事情もよく分からなかったようだ。そういう彼女の気持ちも分かるので、プライベートはなるだけ彼女のために使った。ドライブ、バイクの二人乗り、彼女が行きたがる旅行も、眠っていたい時間を削ってでもなるだけ一緒に居るように努力した。

私としては、徐々に仕事の事情を知って貰えればいいかな、と思っていたが、その思いもむなしく、彼女の要求はエスカレートする。週に会う会う回数を決める、親と会えと言う、こちらの都合を聞かずに旅行を予約する、など・・・・。

気立てもいいし、かわいいし、おそらく周囲から見ればすてきな女性に見えただろう。一時期はその彼女と結婚することも視野に入れていた。しかし、自由人の私には「束縛」以外のナニモノでもなくなってきた。他のどんなことでも耐えられるかも知れないとは思うけれど、束縛だけは無理であった。

結果、辛いし申し訳ないけれど別れる決断をした。若き日の、辛い思い出でもある。