さて、実装を進めている終わり頃に、現場から要望が入ってきた。
・ドキュメントとドキュメントの間に補足データを追加したいことがある。
・ページ数を通して入れてほしい。

なかなか難しい注文であった。

ページを追加するなんて話、Excelでそのまま出せばいいというものではなくなった。それまでExcelの機能だけで無理矢理行っていたが、これはデータベースを利用した方が早い。納期まで時間はなかったが、ExcelとAccessと連携させることで、このドキュメントの後に何ページ開けるかというダミーの情報を入れるようにした。


厄介だったのはExcelでページを入れる事。ページ数を取得する方策がインターネットの複数ページで公開されていたので、それを利用したのだが、うまくいかないことがあった。
印刷エリアはプリンタにより若干異なる。その影響かどうかということも考えたが、それを考え出すときりがない。事象を調べた限りではVBAのバグだと思われたため、その方式は採用できないと判断し、別の方法を採った。正直、面倒くさい作業であった(今では改善されているかもしれないが、未確認である)。

ぎりぎりの納期で突貫工事もいいところだった。