過去の経緯を知らないが、システム監査は会計監査の要請から生まれたものである、と思われる。
そもそも会計監査は帳簿であったが、業務の効率化のため電子化、つまりコンピュータ化された。そうすると、紙と同様の証跡が残らないと会計なんぞごまかし放題になるわけで、会計ソフトはそのごまかしがきかないように証跡が残るように決められている。無知なだけかも知れないが、他のソフトにはそこまでのものは聞かない。こういう点からも、会計監査の要請が強かったのではないかと言うことが窺い知れる。

このあたり、私の推測にすぎないので、過去の文献を調べるなどしてみる所存である。