物事を考えるとき、メリットとデメリットというのは直線。つまり、一次元的な思考である。
世の中、意外とこれくらいの軸でのプレゼンテーションや説明、評価が多い。

じゃあ、一次元ではない思考とは?
有名なところでは、PPMと略される、プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントがある。ボストン・コンサルティング・グループが編み出したらしいが、
・市場成長率
・相対的マーケットシェア
という、異なる観点のものをそれぞれ縦軸/横軸として捉える方法がある。

これ、はじめはピンとこなかった。負け犬だ問題児だ、ただの名前付けかいな、と思っていたが、「どこで稼いだものをどこに投資するか」という関連付けが見えてきたとき、ただの4領域の表ではなく、志向するためのツールになった。


これと同じように分析軸を縦横にして、と考えても、なかなかいいのがない。そりゃそうだ。PPMは1960年代の考え方。それが今でも使えるのだから、そうやすやすとは見つかるまい。
※実際、こんな見事な観点を考え出すって、なかなかできないだろう。脱帽する。


少し先に考え方の掘り下げ方をちょっとまとめてみる。が、今、かなり忙しいので、12月にはかかると思う。ブログの更新が日課ではないが、いざ忙しくて書けないと、フラストレーションがたまるかも。