画面の設計書を読んでいると、やけに画面キャプチャが多かった。画面の一項目ごとの説明にそれぞれキャプチャがある。何じゃこりゃ?と思って設計思想を確認する。と、「設計書の値段は単価×ページ数だから」だそうだ。今時まだそんな会社があるらしい。
えーっと、それって客に対する背信行為ではないのか?という疑問もありつつ、中身がしっかりしていればいいやとチェックすると、これがダメ。単項目のチェックはそれぞれに書いてあり、それぞれは機能しそうだが、項目相関のチェックが曖昧で、表にまとめると要らないもの、ダブり、整合性のとれないもの、などオンパレードである。
これでは品質の高いプログラムが出来上がってくる訳がない。

この例では設計書としての値段は付くのだろうけれど、設計書本来の目的を達成するレベルにない。本末転倒である。
目先の利益に走り、本来の成果物で信用を落とさなければいいのだが・・。