JavaのWebシステムをチューニングしたい、とのことで、解析を依頼された。
読み始めると「?」。Java っぽいけど Java じゃない。しかし何とかかんとか解読していく。そのうち、import している情報を見て「あ、これが Seasar って奴か」と気がついた。
読み解いたことの確認と補足のためサイトを見たが、読み解いた内容でほぼOKであった。しかし、結構骨が折れた・・。Seaser 初心者の一日目は結構読めた方だとは思うが、数日はすんなりは読めないだろう。ソースコードがシンプルな分、前提知識を多く必要とするようで、初学者にはとっつきにくい感がある。
ただ、その前提知識が頭に入れば非常に読みやすいのではないか、とは思う。
なお、該当部分は処理はWebシステムから起動されるバッチ処理でジョブをコントロールする。こういうのに Seaser の適用が適切なのかどうなのか、正直分からないが、ORマッパーと呼ばれる S2Dao のデータベース処理を見た限りでは「ちょっと使いにくいかも」というところが正直なところであった。
まあ、まだ使い勝手の評価ができる段階ではないことは添えておく。
【追記】
→これ、Seaserというよりも DI とか AOP だ。