Silverlightで簡単なアプリを作ってみた。乗り越えるべき壁さえ越えれば結構簡単である。VB.netとC#が選べるので、VBユーザーでも参入障壁は低いだろう。
壁となるところは
・どこがエントリーポイントなのか
・どこにコードを記述するのか
・XAMLとVB.netをどう関連づけるのか
・画面レイアウトを思い通りにするには
・どこにどのファイルを配置すればいいのか
あたりだろうか。ここは徐々に取り上げる。
特長として、次の事項が挙げられるだろう。
・VB.net言語で処理が記述できるので、慣れた人には作りやすいうえ、技術者も確保しやすい。これは技術者を集めやすく、価格抑えやすいというメリットとなる。
・画面を分離できるので、デザイン部分だけを切り出せ、デザインを揃えやすい。これは製造上のメリットである。
・画面の記述言語であるXAMLはXML形式なので、Visual Source Safe やサブバージョンなどのツールで履歴管理をしやすい。これは管理上のメリットである。なお、この特長はFlexも同様である。
注意する必要があることとして、次の考慮が必要だろう。
・スタンドアロンやクライアントサーバーの処理ではなく、Webシステムになる。サーバーのデータベースアクセスなどがある場合、従来のように同期するものではなく、非同期処理であり、その考慮を実装する必要がある。
今回はこのくらいで。