Accessでは一般的な手法だろう。で、Access限定と言いたいところだが、VB.netなどでは同じようなことが出来てしまうので、Access限定ではないテーマにした。

この方法、初心者には非常に分かりやすく、便利さを痛感することだろう。しかし、テーブルが増えてきてそれぞれの整合性を取る必要が出てきた場合、とたんに行き詰まってしまう。
データベースには、ここからここまでの処理がすべてうまくいったら確定、そうでなければ今の処理は取り消し、という
機能がある。トランザクション処理というのだが、データベース処理を考えるときの必須事項である。

実のところ、画面項目とテーブル項目を直接関連付けたがために拡張できなくなっているケースはよく見かける。

発注者側の立場としてこれを防ぐためにはどうすればいいか?
テーブルの整合性をどのように取るのか、ケースごとに確認し、それを確実に保証させること、そのケースを受け入れ検証の項目に含めておくことである。
そこをクリアできないような業者とは、付き合わない方がいいだろう。