外部データベースとの接続方法はいくつかある。

DAO、RDO、ADO、などがあるが、それぞれ「これはこういうメリット/デメリットがある」とご丁寧に理解している人も、それを解説している人も、そう見かけない。また、最近はADO.netなどもあるが、どう違うのかも分かりやすいものはない。
かくいう私も、概念~詳細までDB接続を知り尽くしている訳ではない。

あまり知り尽くしていていないところで申し訳ないが、経験上、サーバーにあるデータベースに複数のクライアントから簡単に接続するなら、ADO接続を推奨したい。理由は「ドライバーの配布が要らないうえ、ODBCデータソースの設定も要らない」からだ。
プログラムを配布するときに、上記2点は厄介で、遠隔地だと、下手すれば出向かなければならない場合だってあるが、それをなくせるというメリットは大きい。

限られたPCからだけのアクセスを許可したい、と言う場合は、ODBCデータソースを作成しないと作らないと使えなくする、という手もあるかとは思う。昨今だと個人情報保護の要請で、手続きを煩雑にすることでのセキュリティ強化も考えられる話ではある。しかし、それ以外の部分でのセキュリティで対応もできるので、ADOを捨てるという選択は補助的なものと考えた方がよいように思う。

なお、ADOとADO.netは、私の勉強不足かもしれないが、全くの別物のようである。ここいらはいずれ検証できればと思う。

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