昔、Widows以前はDOSというOSがデファクトスタンダードだった。Windowsになってからも、コマンドプロンプトという名で、コマンドは利用できる。
コマンドプロンプトは
・通常の表示だと、[スタート]-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[コマンドプロンプト]
・クラシック表示だと、[スタート]-[プログラム]-[アクセサリ]-[コマンドプロンプト]
で開くことができる。

開いた画面で
dir と打ち込みEnterキーを押すと、
  そのフォルダの直下のサブフォルダとファイル一覧を出してくれる。
dir -s と打ち込みEnterキーを押すと、
  そのフォルダの配下にあるすべてのサブフォルダとファイル一覧を出してくれる。

その他、ファイルを削除する、フォルダを削除する、ファイル名を変更する、ファイルをコピーする、フォルダ配下のファイルをごっそりコピーする、FTPを使う、などもなどということも当たり前のようにできる。

現在
・ファイルの一覧の作成(ドキュメントの目録を作る、などというときに重宝している)
・ファイルのバックアップと履歴確保(PC起動時に動作するよう仕込んである)
をよく使っている。

なお、DOSコマンドはVBAからも呼び出して利用することが可能である。しかし、呼び出した時点でVBAと非同期で動いてしまう。つまり、呼び出し元のVBAはDOSの終了をまたずに進行する。よって、DOSの結果を待って処理を実行したいなら、工夫が必要になる。


私が持っているのは以下のものである。
Windows DOS/コマンドプロンプト辞典/飯島 弘文
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最近は以下の物もあるらしい。書店でも見たことはないが、参考までに挙げておく。

「MS-DOS/コマンドプロンプト」完全マスター―Windows Vista/XP/2000/Me/98SE/98対応 基本から実/村上 俊一
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ウィンドウズの仕組みがわかると「MS‐DOS/コマンドプロンプト」に強くなる―Windows 98/98SE/Me/2000/XPフル対応版/村上 俊一
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