最も馴染みやすいクラスモジュールの使い方で、クラスモジュールには少しは馴染んでいただけたかと思う。が、私が実務で使うに当たってはもう少し工夫をした。


以下に構造を示すサンプルコードを書く。が、エラーも含め、簡素化してあるのでその辺はご容赦願いたい。

表記上全角スペースを使っている部分があるが、コピーした際には半角にするか削るかしていただきたいなど、注意点は前回通りだ。


◆Classモジュール ClassString
Public Function getDup(sVal As String) As String
  getDup = sVal & sVal
End Function

◆Classモジュール ClassNum

Public Function getHalf(iVal As Integer) As Integer

  getHalf = iVal / 2
End Function


◆Classモジュール ClassCom
Public STR As New ClassString
Public NM As New ClassNum

◆標準モジュール ModuleDef
Public C As New ClassCom

◆標準モジュール Module1
Sub Test02()
  Debug.Print C.STR.getDup("はい")
  Debug.Print C.NM.getHalf(24)
End Sub


というように、Classを入れ子構造にできるのだ。


これにより、C.と入力しただけで候補がわさわさと出てくるので、分かりやすい名前にしてさえいればもの凄く使い勝手は良くなるのだ。


なんかこれで私のオリジナルノウハウの多くを放出したような気もするが、誰かの役に立てば幸いである。


※2008/11/26 間違い修正



※書き直し /八月末削除予定 /クラス