暫く前から耳にしていたSaaS。概念を理解すべく某社のセミナーに参加した。

前半はいろいろとSaaSの可能性などの語りを聞き、後半、実際に操作を行った。


「あれ?これってASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)のサービスであったぞ?」というのが正直な感想でした。

要するに、

・Web上に基本的なアプリケーションは用意してある。

・基本アプリは契約企業が同じものを使う。

ので、インストールするタイプのアプリケーションとは違い、バグフィックスやバージョンアップは一気に実施できる。提供側としては保守コストも激減させることができることになる。

更に、必要に応じてカスタマイズ可能である。


ERPソフトのWeb版、という表現でもいいのかもしれない。


違いがあるとすれば、ERPパッケージなどはバージョンアップのたびにカスタマイズ項目に非互換がでる、という問題があり、バージョンアップも大変であるが、SaaSだとにリリースされている版はどこも同じで、バージョンを上げる前にすべての会社のカスタマイズ項目をテストするとのことで、それは月々の使用料金に含まれているようだ。

従来のERPはこれで衰退してしまう可能性がある。いや、まず間違いないなく衰退するだろう。


さて、今回触ったものは以前業務で関わったものよりも随分使い勝手が良い。供給者が違うから、ということもあるのだろう。特に外部連携の部分が月とスッポンほど違った。



さて、このブログとどう絡むのか。実は、以前仕事で使ったときにExcelと連携できなくて非常に困った経験があり顧客からも「使いにくい」と愚痴をこぼされたことがある。

しかしこれなら「ExcelやAccessとの連携」も可能のようである。いっちょ、具体的に実験してみよう!と思った次第である。



※書き直し /八月末削除予定 /箸休め→