Excelで作成したアプリケーションに、どのような機能を実装するか、というのは設計時に決められるが、その際にExcelの機能をどこまで許可するのか、逆にいえば何を制限するのかを考慮する必要がある。
そうすることで詳細部分の仕様をより明確化できることになるのである。
・保存を許可するのか。
・オートフィルタは許可するのか。
・シートの保護はどのレベルで実施するのか(バージョンによって異なる点に注意)。
・アプリケーションの起動方法/終了方法はどうするのか。
・ショートカットキーおよびツールバーやメニューバーのどの機能を提供するのか。
・ツールバー/メニューバー/ポップアップのメニューをどのレベルで制限するのか。
などの方針を決めてゆくことになる。