身近なプロジェクトマネジメント例 (1) | 技術コンサルティング研究会 BLOG

身近なプロジェクトマネジメント例 (1)

本日はからブログを再開します。

今週5/11~15のテーマは、

「身近なプロジェクトマネジメント例」です。

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(もりぞー)

昨夜、はじめて自ら栽培し収穫した小松菜を辛子の和え物にして食べました。

やっぱり自分でつくったものは美味しかったです。

ピーマンとキュウリも栽培予定なのですが、こちらはなかなか苗がしっかりとしません。

苗を持ち帰り、プランターに入れて、土や水の量を変えたりと、試行錯誤中。

細菌、真菌、動物細胞の培養には経験もあって自信もあるのですが、植物に至っては経験ゼロ。

本格的に実験ノートをつけようかなー、と悩み中です。

* * *

テーマについて、前職の経験を語ろうかと思いましたが、やめました。

農園PJでもよかったのですが、わたしが挙げるプロジェクトは、「2歳児のトイレトレーニング」にしました!

いやー、困難なプロジェクトでしたよ、ほんと。

さて、前回の勉強会のなんちゃってSEさんの講演内容から、プロジェクトというためには、
(1)始まりと終わりがある
(2)測定可能な目標がある
(3)特定の解決策が必要
(4)早急に対応する必要がある
(5)調整の必要がある
という要件を満たさなければならないとのことです。

本件は、
(1)は、オムツからパンツに完全移行するまで
(2)は、お漏らしをしない
(3)は、2歳児はそう簡単にオムツを止めたがらない
(4)は、夏にプールで遊びたい
(5)は、妻との役割分担がある
ということなので、プロジェクトの要件を満たすと思います(強引?!)。

スポンサー、クライアント、メンバー、ステークホルダーは・・・まあ、飛ばしましょう。

このプロジェクトの目標は、
「2歳児の長女が、夏にプールに入るために、お漏らしをしないよう、トイレにいきたくなったら両親に伝えることを、1日を通して実行する」
というものです。

SMARTで評価すると、オムツから卒業するという点でSpecificはクリア、夏にプールに入るという目的(ゴール)に向かって合意しているという点でAgreedはクリア、1日中お漏らしをしないという点でMeasurableとTime conservedはクリア、Ralisticはオムツを卒業しない子はほとんどいないということで常識的にクリアでしょう。

プロジェクトに必要な作業を分解すると、(1)長女のトイレについていく、(2)パンツとズボンを洗濯する、(3)トイレに行くための動機付けをする、(4)トイレに行くことを忘れさせない、ことですね。

必要な資源は、人(わたしか妻)、お菓子(アメ、ラムネなど)、DVD(トトロ、しまじろうなど)。

スケジュールは、5/2にパンツをはき始め、5/3に自主的にトイレに行くことを促し、5/4に出先でトイレに行けるようになり、5/5と5/6で夜を含めてお漏らし(小の方)を0にする。5/7~10で大もクリアする。予算は3千円程度。リスクは、布団やチャイルドシート、外出先の建物内でのお漏らしとしました。必要と思われるコミュニケーションは、長女のストレスをいかに減らすかと、妻を励ますことですね。

プロジェクトの結果はというと、スケジュールはほぼ完遂。えらいぞ、わが娘!

予算は、パンツとズボンの買い足しで、5千円ほどかかりオーバー。でも、買い足す必要はなかったかもしれません。反省。コミュニケーションは、長男をおざなりにしてでも長女に集中したので、本人的には注目を浴びれてよかったのではないかと。妻もオムツを卒業できて感動してましたし。

ということで、2歳児のトイレトレーニングは、無事に終了しました。

今週末に旅行に行くので、そこのホテルで娘に初プールを体験させてあげようかなと思います。